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ク:「池袋ウエストゲートパーク」はですね、もう、ちょうど20年前なんですけど、ちょうど、あの、堤幸彦監督が長瀬くんと初めてドラマをやるので、この原作、石田衣良さんの原作をドラマ化するんですけど、その時に、誰か脚本家、面白いヤツいないかなって探していて、その時に僕、今も付き合いのある磯山プロデューサー、TBSの磯山プロデューサーと、過去に二作、深夜ドラマやってたんですよ。で、二本目を書いている時かナンかに、「宮藤君、もしかしたら、連ドラとか、ゴールデンの連ドラとかやった事無いと思うんだけど、やってみる?」って言われて、で、原作渡されて、で「いつまで台本書けばいいんですか?」っつって、で、割とすぐだったんですよ。で、え?そんなすぐなの?と思って、とりあえず、その原作がね、元々ね、短編集なんですよ。
幸:あ、そうなんだ。
ク:うん。だから、短編の1話めだけ、とりあえず読んで、とりあえずそれで台本書いて、だから、最後まで読まずに犯人が判らないまま…
幸:えー!?
ク:書いて、あの~持ってったんですよ。
幸:そうだったんですねー!
ク:なので、先、どうなるか全然考えてない。それが最初で。初めて長瀬くんとか、窪塚くんとか、山Pも初めてで。
幸:ね。
ク:山Pはね、これ多分ね、ほぼドラマ、デビューだと思います。
幸:そうだったんだ。
ク:山Pの。まだ14歳か15歳かナンかで、僕、たまたま撮影現場に見学に行った時に、ロケバスでナンとなく移動の前に待ってたら、山Pが一人、ガチャって入ってきて、僕の事、衣装さんだと思ったみたいで。
幸:(笑)
ク:「あの、僕の衣装、どこですか?」って言ったんで「あ、スイマセン、ちょっと判んないです」っていうのが初めての会話(笑)
幸:えーっ!面白い(笑)
ク:初めての会話っていうか、それ以来、会話してないぐらいの(笑)。それがその時。まだ可愛かったですよね。
幸:すーごいチャーミング。
ク:ね。そっか!でも辞めちゃったのか!
幸:そうですよ。
ク:ねー。そうなんですよ。だから僕、あの、いろんな人と。ね、退所しちゃうからね。
幸:(笑)そうですね、ホントだ、ホントだ。
ク:切ないですよね。
幸:今観ても、スゴい見応えのある豪華な出演陣ですしね。
ク:そうですね。あの~、だから、妻夫木くんとか、加藤あいさんとか、阿部くんも出てたし、うん、そうだな。あの~、今思うと、こっからドンドンドンドン、あの~、主役級になって行く人が、坂口憲二さんとか。
幸:小雪さんとかね、ホントだ。
ク:小雪さんもいたし、うん、ドンドンドンドン、活躍していく人が、そういえば、出てましたね。で、しかも僕もデビュー、連ドラデビューだったから、割と、あの~、まだペーペーだったっていうのもあって、どうせ、あの、オレがダメだったら、次誰か、作家来るだろうと思ったから、割と自由に。
幸:あ、そうですか。
ク:うん、自由に無責任に書いてたんですよ。
幸:あぁ、「キャッツアイ」とかよりも。
ク:「キャッツアイ」とか、その後なんで。むしろ、「キャッツアイ」の時の方が、オリジナルなので、あれは原作無かったんで。
幸:あ、そうか、そうか。
ク:「キャッツアイ」の時の方が、もうちょっとナンか、責任を感じてやってましたね。
幸:えー。
ク:はい。
【略】
幸:来年1月にはTBS系で「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」にも出演された長瀬智也さん主演の、宮藤官九郎さん脚本ドラマ「俺の家の話」がスタートします。
ク:はい。これはですね、あの~長瀬くんが元々、能楽、お能の、能の、能楽師の息子なんですよ。人間国宝なんですけど。それは…ヤベー!オレ、また渋滞しそうだな。
幸:(笑)
ク:ま、いいや。あの~、西田敏行さんが、人間国宝の能楽師で、で、長男が長瀬くんなんですけど、その彼が親に反発して、ずっと家出したまま、25年間、帰って来なかったんですね。で、その間に、自分はやりたいことやるっつって、プロレスラーになって、活躍して、もうそろそろ引退かなっていう時に、オヤジが倒れたっていう連絡が来て、帰ってきたら、脳こうそくで倒れてて、で、ちょっともう、認知症の始りかけてるっていう。誰か介護しなきゃいけない、じゃ、オレが介護するかっていうところから始まるドラマで、介護が一応メインのテーマですね。
幸:あぁ。能とかプロレスじゃなくて、介護…
ク:介護、親を介護、親の面倒を見るっていうか、親の介護をする。親の介護をしてる人って、世の中にいっぱいいるのに。
幸:そうですね。
ク:親の介護をするドラマって、あんまないじゃないですか。
幸:うん。ドキュメンタリーとかはありますけどね。
ク:あるけどね。で、しかも、その、じゃ、ナンで能にしたんだっていうと、ま、あの~、格式がある家の方が、後継ぎがいないっていう問題があって。みんな、その後継ぎになりたくて、能を続けてるんだけど、そこにひょっこりプロレスラーが来て、で、息子にオヤジが「お前が継げ」って言うっていう話なので、ま、あの~、能がいいなっていうのと、あと、プロレスって、と、能って実は、ちょっと近いトコがって、覆面レスラーがいるでしょ?プロレスには。
幸:はい。
ク:能も。
幸:あ、そうか、お面…
ク:主役は必ずお面をかぶってるんです。っていうのが、今後、1話以降、ドンドンドンドン、その、重要な…
幸:あ、そうなんだ。
ク:えぇ、あの~
幸:キーなんですね。
ク:あの~、ナンていうんだろ、あの、みどころなので。
幸:えー!
ク:是非、観て頂きたいと思います。
幸:楽しみです。
ク:ホントに能もプロレスも、長瀬くん、やってるんで。
幸:文春見ましたよ!
ク:あぁ
幸:どっちもナンか、ね、度を越えてくるって。
ク:ホントに。
幸:宮藤さんが褒めてて。
ク:(笑)えぇ。
幸:羨ましいなと思いました。
ク:あ、そうですか(笑)ありがとうございます。
幸:(笑)イイなと思いながら読んでました。
ク:ありがとうございます。
幸:あ、そうなんだ。
ク:うん。だから、短編の1話めだけ、とりあえず読んで、とりあえずそれで台本書いて、だから、最後まで読まずに犯人が判らないまま…
幸:えー!?
ク:書いて、あの~持ってったんですよ。
幸:そうだったんですねー!
ク:なので、先、どうなるか全然考えてない。それが最初で。初めて長瀬くんとか、窪塚くんとか、山Pも初めてで。
幸:ね。
ク:山Pはね、これ多分ね、ほぼドラマ、デビューだと思います。
幸:そうだったんだ。
ク:山Pの。まだ14歳か15歳かナンかで、僕、たまたま撮影現場に見学に行った時に、ロケバスでナンとなく移動の前に待ってたら、山Pが一人、ガチャって入ってきて、僕の事、衣装さんだと思ったみたいで。
幸:(笑)
ク:「あの、僕の衣装、どこですか?」って言ったんで「あ、スイマセン、ちょっと判んないです」っていうのが初めての会話(笑)
幸:えーっ!面白い(笑)
ク:初めての会話っていうか、それ以来、会話してないぐらいの(笑)。それがその時。まだ可愛かったですよね。
幸:すーごいチャーミング。
ク:ね。そっか!でも辞めちゃったのか!
幸:そうですよ。
ク:ねー。そうなんですよ。だから僕、あの、いろんな人と。ね、退所しちゃうからね。
幸:(笑)そうですね、ホントだ、ホントだ。
ク:切ないですよね。
幸:今観ても、スゴい見応えのある豪華な出演陣ですしね。
ク:そうですね。あの~、だから、妻夫木くんとか、加藤あいさんとか、阿部くんも出てたし、うん、そうだな。あの~、今思うと、こっからドンドンドンドン、あの~、主役級になって行く人が、坂口憲二さんとか。
幸:小雪さんとかね、ホントだ。
ク:小雪さんもいたし、うん、ドンドンドンドン、活躍していく人が、そういえば、出てましたね。で、しかも僕もデビュー、連ドラデビューだったから、割と、あの~、まだペーペーだったっていうのもあって、どうせ、あの、オレがダメだったら、次誰か、作家来るだろうと思ったから、割と自由に。
幸:あ、そうですか。
ク:うん、自由に無責任に書いてたんですよ。
幸:あぁ、「キャッツアイ」とかよりも。
ク:「キャッツアイ」とか、その後なんで。むしろ、「キャッツアイ」の時の方が、オリジナルなので、あれは原作無かったんで。
幸:あ、そうか、そうか。
ク:「キャッツアイ」の時の方が、もうちょっとナンか、責任を感じてやってましたね。
幸:えー。
ク:はい。
【略】
幸:来年1月にはTBS系で「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」にも出演された長瀬智也さん主演の、宮藤官九郎さん脚本ドラマ「俺の家の話」がスタートします。
ク:はい。これはですね、あの~長瀬くんが元々、能楽、お能の、能の、能楽師の息子なんですよ。人間国宝なんですけど。それは…ヤベー!オレ、また渋滞しそうだな。
幸:(笑)
ク:ま、いいや。あの~、西田敏行さんが、人間国宝の能楽師で、で、長男が長瀬くんなんですけど、その彼が親に反発して、ずっと家出したまま、25年間、帰って来なかったんですね。で、その間に、自分はやりたいことやるっつって、プロレスラーになって、活躍して、もうそろそろ引退かなっていう時に、オヤジが倒れたっていう連絡が来て、帰ってきたら、脳こうそくで倒れてて、で、ちょっともう、認知症の始りかけてるっていう。誰か介護しなきゃいけない、じゃ、オレが介護するかっていうところから始まるドラマで、介護が一応メインのテーマですね。
幸:あぁ。能とかプロレスじゃなくて、介護…
ク:介護、親を介護、親の面倒を見るっていうか、親の介護をする。親の介護をしてる人って、世の中にいっぱいいるのに。
幸:そうですね。
ク:親の介護をするドラマって、あんまないじゃないですか。
幸:うん。ドキュメンタリーとかはありますけどね。
ク:あるけどね。で、しかも、その、じゃ、ナンで能にしたんだっていうと、ま、あの~、格式がある家の方が、後継ぎがいないっていう問題があって。みんな、その後継ぎになりたくて、能を続けてるんだけど、そこにひょっこりプロレスラーが来て、で、息子にオヤジが「お前が継げ」って言うっていう話なので、ま、あの~、能がいいなっていうのと、あと、プロレスって、と、能って実は、ちょっと近いトコがって、覆面レスラーがいるでしょ?プロレスには。
幸:はい。
ク:能も。
幸:あ、そうか、お面…
ク:主役は必ずお面をかぶってるんです。っていうのが、今後、1話以降、ドンドンドンドン、その、重要な…
幸:あ、そうなんだ。
ク:えぇ、あの~
幸:キーなんですね。
ク:あの~、ナンていうんだろ、あの、みどころなので。
幸:えー!
ク:是非、観て頂きたいと思います。
幸:楽しみです。
ク:ホントに能もプロレスも、長瀬くん、やってるんで。
幸:文春見ましたよ!
ク:あぁ
幸:どっちもナンか、ね、度を越えてくるって。
ク:ホントに。
幸:宮藤さんが褒めてて。
ク:(笑)えぇ。
幸:羨ましいなと思いました。
ク:あ、そうですか(笑)ありがとうございます。
幸:(笑)イイなと思いながら読んでました。
ク:ありがとうございます。
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