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― 本木監督との仕事は初?

初めてですね。はい。

― どうでした?

すーごく、優しい方で、うん、ナンか、ナンだろうなぁ、こう、演出をしてくれる時も、ナンかこう、演者に、ちゃんとこう、考える余地とか、その、演じる、その、中での、自由さみたいなモノを、ちゃんとこう、与えてくれる監督だなぁと、思いましたね。その分、ナンか、自分が、あの、ナンつーんだろ、考えさせられる事が多かったですね。あの~、やっぱり、「いや、それで大丈夫だよ」「それで行こう」って言われると、逆に不安になって、ホントに大丈夫か?って、自分の中で確認をしたりとか、ひょっとしたら、こういう方がいいんじゃないかなとか、ナンか、逆に、こう、あまり、こう、言って来ないから、自分が動かなきゃっていう風にさせられたのが、ナンか、ナンか、良かったような気がします、それが。

― 役作りがかなり重要になって来ますよね?

そうですね~。だから、ナンか、その、あまり、こう、ナンつーんだろ、社長役とか、運送会社がどうとかって、そういう状況に当てはめようとは、全くしていなくて、ま、言っても、一人の、ね、人間だったり、一人の男であることは間違いがないワケで、で、まぁ、ね、赤松も、僕自身と同じぐらいの世代だったりとか、ま、同じようなモノを観て、ね、生きてきたところもあると思うんで、やっぱ、ナンか、ドコか、自分を頼りにしてるところもあるんですよ。うん、それはきっと、監督の、ね、世代では、感じることが出来ない事だろうし、僕の世代、赤松の世代だから、判る事って、Zettai、あると思うし、やっぱ、そういう事も大事にしたかったなっていう思いは、あったかも知れないですね。

― 赤松を演じる時のこだわりは?

うーん、こだわり?そうですね~、ナンか、ちゃんと、その、社長だけども、ナンか、そうじゃない人間らしさみたいなモノはZettai、描きたいなと思ってるし、ま、その、ナンだろ、ま、もちろん、社会の中で闘う事がメインなんですけど、やっぱ、そんな男が、ちょっと家に帰って、家族と、ね、一緒にいる空間で、どんな言動、行動するのかっていう事とかも、気になったし、そこが、いわゆる、赤松自身の素の部分だと思うんでね、そこでいろいろ感じられるようなシーンにしたいなと思ったし、うん、ナンか、やっぱり、ナンか、ナンだろうな、家族は大事にしてるっていうところは、ナンか、ずっと考えてましたかね。家族も大事に出来ない人は、社員も大事に出来ないだろうって思うし、ナンか、そういう人間としての一貫性みたいなモノは、ナンとなく、自分の中で、あの~、あったような気がしますね。

― 奥さんとのシーンが好き【思いっきりネタバレじゃん!】

あぁ、ちょっとね、あの、浮かれるシーンね。そう、実際、ナンか、ね、昔の、昭和の家族とかだと、やっぱ、亭主関白というか、ね、男の方が強い、みたいな時代だったけども、今ってナンか、あぁいう家庭像も、今の象徴な気がするんっすよね。ある意味、男が女性、奥さんをたてるというか、ナンか、そういう関係性も、スゴく、ナンか、ナンか、良かったんじゃないかなって、個人的には思ってるんですけどね、はい。

― 赤松の人間味が感じられたと思います。

ありがとうございます。


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