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植「はい、こんばんは。植本潤です。え~、今週のゲストコーナーは、5月13日から紀伊国屋ホールで上演されます『ダニーと紺碧の海』の稽古場から、お送りします。という事で、本日のゲスト、この方です。どうぞ!」
マ「松岡昌宏です。こんにちは~!こんばんは、か!」
植「(笑)うん、よろしく」
マ「お願いします」
植「まぁ、あの…」
マ「(笑)ラジオ、やってんだ~」
植「うん、結構、長い事やってる」
マ「(笑)」
植「うるさいよ!」
マ「ね(笑)」
植「まぁ、後半でね」
マ「はいはい」
植「今回の二人芝居の事は」
マ「二人芝居ですよ」
植「たっぷり聴くんですけど」
マ「はい」
植「ま、それまで、ダラダラと」
マ「はいはい」
植「世間話をします」
マ「えぇ」
植「あの」
マ「もう、かれこれね、長いですよ。11年ですか?11年、12年」
植「そうなんだよ。共演、共演したのがね、舞台でね」
マ「はい」
植「それが昌宏が【新鮮っ!】29、ギリギリ、二十代の頃」
マ「29か?」
植「うん」
マ「8じゃなかった?9か。29」
植「言ってたよね、二十代最後って」
マ「そうだ!そうだ、そうだ。だから、アレですよ、11年前ですよ」
植「そうだな。多分ね、オレ、今の昌宏ぐらいの年齢だったんだと思う」
マ「40?」
植「多分」
マ「ホント⁉」
植「そんなもんだと思うよ」
マ「そっか、そっか。そうだね。みんな、みんな、若かったんだよね、でもね、あん時ね」
植「(笑)」
マ「そりゃそうだけどね(笑)」
植「いや、まさかね、そっから、毎年さ、数回は会うじゃん」
マ「会うね」
植「この十年」
マ「うん」
植「よく続いてるなって思って(笑)」
マ「いや、だって、舞台、オレが、じゅねの舞台、観に行くからでしょ?だって」
植「うん、ま、オレも観に行くけど」
マ「うん」
植「義理堅いなと思って」
マ「(笑)」
植「必ず、そん時に飲むからね」
マ「飲むからね。この間も、だって、池袋?行ったじゃん」
植「あ、うんうんうん」
マ「ね?」
植「飲んだ」
マ「オレ、アレだよ、あの、Tシャツも買ったよ、だって、あの舞台」
植「(笑)どんがく(?)先生だ」
マ「そう」
植「ありがとね」
マ「あ~れ、面白かったね~」
植「ありがとね」
マ「アレ、面白かったよ」
植「ま、その時に、初共演、ま、それから、仕事してないけど」
マ「(笑)してないね~」
植「うん」
マ「そうだよね、映像でも会ってないもんね」
植「昌宏にはさ、最初から、何回も何回も同じ話、してるけど」
マ「うん」
植「最初の印象が悪くてな、お前の」【(* ̄m ̄)プッ】
マ「そうなの!?(笑)」
植「(笑)そう」
マ「(笑)」
植「悪くてさ(笑)」
マ「(笑)え、そう?」
植「ナーンかさ」
マ「え?ナンで?」
植「あのカンパニーの中で、ほら、昌宏以外のオジサンたち、いるじゃない」
マ「いっぱいいた」
植「演劇畑のさ」
マ「いたいたいた」
植「うん。さ、多分、今、考えると、昌宏が、スゴく、ナニ、打ち解けようとしてくれたんだと思うけど」
マ「おぅおぅ」
植「コイツ、我が強ぇ~なと」
マ「(笑)」
植「思って」
マ「(笑)まぁね。あのね、ちょうどね、その、G2のね、ヤツ、『JAIL BREAKERS』」
植「『JAIL BREAKERS』」
マ「っていうトコで、ね、植本潤さんと、ご一緒すんだけど」
植「エッヘッヘ」
マ「ね、で、もう、あん時ね、その、オレ、あんま、舞台とかって、よく解んなくてさ」
植「(笑)」
マ「その、演劇畑と呼ばれている人たちってさ、ナンだろ、貧乏がいいとかさ」
植「(笑)」
マ「芝居が出来ないヤツが美学だ、みたいな、ナンか、ひねくれた人しか、いないと思ってたのよ」
植「うんうん」
マ「ね、映像と違って。で、解る人にだけ、解ればいいんだ、みたいなさ、人しかいないと思ってたら、そんな事、なかったんだね」
植「うんうん」
マ「(笑)全部、ナンか、そんな人たちだと思ってたの」
植「コッチはコッチでさ」
マ「うん」
植「ほら、新感線とか、出てたけどさ、劇団☆新感線とかさ、そんなに舞台やってないから」
マ「やってない、やってない」
植「あ、ジャニーズさんがいらっしゃった」
マ「そうだよね」
植「(笑)って感じで、コッチはコッチで構えてるからさ」
マ「うんうん、二十代のジャニーズが来たって思うよね、ただ、単に」
植「ま、その頃、もう、ベテラン・アイドルだったもんね」
マ「(笑)全然、アイドルじゃないけどね、もうね(笑)。そう、それはあったかなぁ、でも、意外にラクだったのが、その、あん時ね、多分、じゅねと、三上市朗さん、いたじゃん。市朗さんとか」
植「久ヶ沢とかね」
マ「そうそう、徹さんとかさ、ナンか、すぐ、喋れた。あと、酎ちゃんがさ」
植「久保酎吉さん」
マ「久保酎吉さんがさ、スゴい、ナンか、イイ感じにオジちゃんだったじゃない」
植「(笑)うん」
マ「ね。で、別に、あの、まとめようともせず、でも、よく、あんな個性の多い人たち、集まってたんだね、大高洋夫さんとか」
植「そうだね、うん」
マ「ね、タカさんもいて」
植「もちろん、須藤理沙とかさ、篠原ともえちゃんとか、その辺は、昌宏はさ、手なずけられるっていうかさ(笑)」
マ「うん、全然大丈夫」
植「全然」
マ「知ってるからね」
植「ナンか、演劇のオジさんたち、コッチはコッチで、ナーンで、長瀬くんじゃないんだろうって思って(笑)」
マ「(笑)そうだよね」
植「(笑)ナンで、国分くんじゃないんだろうって思ってたからさ」
マ「(笑)そりゃ、そうだよね」
植「でも、そっから、一気に、仲良くなって、昌宏んちに、何回も呼んでもらったり、遊びにね」
マ「うんうん」
植「行ったりとか、地方もね、楽しく過ごして」
マ「そうだよね。帰りの新幹線、親、一緒だったもんね、じゅねね」
植「(笑)」
マ「あの、大阪から帰って来る時ね」
植「(笑)そうそうそう」
マ「オレ、じゅねの席行って、じゅねの席で、ナンか、ビール飲んだの、覚えてるもん」
植「うん、ウチの、(笑)ナン、別な、たまたま、偶然、ウチの親が、同じ新幹線に」
マ「そうなんだ⁉観に来てたんじゃないんだ」
植「違うよ。旅行に行ってて」
マ「(笑)」
植「乗ってて、お前が、ウチの親に挨拶しに来てくれた」
マ「(笑)そうそうそう。オレ、ナンで、じゅねのお母さん、いらっしゃるんだって」
植「ありがとって思ったよ」
マ「いやいやいや。そうです、それが出会いですよ」
植「あれからね、ホントに」
マ「でも、結構、いろんな人と舞台やってるでしょ?いっぱい、ずっと、だって、コンスタントに舞台、やってるワケだから」
植「そうそう」
マ「あのジェイルの人たちとも、何回も会ってるでしょ?」
植「そうね」
マ「次も、だってね、酎ちゃんと一緒でしょ?」
植「(笑)ありがとう。こまつ座ね」
マ「ね」
植「『イヌの仇討』ってヤツで、久保酎吉さんと一緒になりますけど」
マ「ね」
植「でも、そっから、コンスタントに、昌宏も舞台は、やってるよね?」
マ「うん。やる、やらせてもらえるようになってきた」
植「うん」
マ「ナンか、やりたいなって、ナンか、3年に1回ぐらいは、やりたいなと思って。ま、今回、4年空いちゃったんだけど」
植「うん」
マ「でも、うん、やる、やること、多くなってきた」
植「うん。昌宏とは、まぁ、え、2年、1年半ぐらい前かな、京都でさ、撮影で、お互い、別々の撮影だったけど」
マ「うんうん」
植「そのね、松岡さんの人たらし(笑)ぶりがね、(笑)いや、もう」
マ「ナニよ!」
植「京都の撮影所の人たちが、みんな、お前の事、大好きなのな!(笑)」
マ「京都は、しょうがないもんね。京都はだって、もう、おかえりー、だからね」
植「(笑)スゴいよ!あのさ、ホントに、ベテランスタッフさんたちが」
マ「(笑)」
植「70とかさ」
マ「あの、平均、オレを愛してくれる人はね、大体、70越えだからね(笑)」
植「え、昌宏が東映で撮影してて、オレ、松竹で」
マ「うん、そう。オレ、東映にいたの」
植「ナンか、知んないけど、お前がタクシーでオレを迎えに来てくれて」
マ「行った!松竹まで迎えに行った」
植「その事に、松竹の、あの、スタッフさんとか、事務所の人たちがビックリしてさ」
マ「(笑)」
植「ちょっと、その後の、それ以降の、オレへの(笑)ナンていうの、態度が変わる位の(笑)アレ⁉(笑)」
マ「(笑)飲みに行った時でしょ?」
植「そうそうそう」
マ「うん。しかも、立ち飲みだったもんね」
植「そう。お前が朝11時から居たっていう」
マ「そう」
植「開店前から並んだっていう」
マ「新しいね、立ち飲み屋がまた出来たんだよ、今回」
植「あ、え?ボンド⁉」
マ「ボンド。行った⁉」
植「(笑)今回行けなかった」
マ「あ、そう。オレね」
植「(笑)こんな話でいいのか?」
マ「いいよ。鶴田忍さんに紹介して」
植「オレも!オレも!」
マ「オレが紹介したんだよ、出来たからっつって」
植「あ」
マ「そんで、オレ、ショップカード渡して、で、鶴田さん行ってくれて」
植「(笑)」
マ「そうそう」
植「スゴいDeepな、庶民っていう」
マ「そう」
植「飲み屋さんで働いていた人が」
マ「が、そう」
植「別の所で開いたっていう店だよね」
マ「そうそうそう、~ちゃんがね」
植「そうそうそう」
マ「娘三姉妹とね、お母さんで、4人でやってんのよ。で、7月に娘、結婚するんだけどさ」
植「(笑)」
マ「電報送ってくれとか、いろんなこと」
植「鶴田忍さんから、オレにも、メールが来て、こんないい所が出来たよ」
マ「そうだよ、だって、オレ、だから、行ってって、鶴田さんに言ったら、行ってきたよ!っつって」
植「(笑)」
マ「鶴田さん、必殺出でたの」
植「あぁ」
マ「それで、一緒のシーン、無かったんだけど、で、行きましょうよったら、行けなくて。で、ホントは田山涼成さんもいてさ」
植「(笑)」
マ「一日飲みたいって言ってたんだけど、早く終わって、帰っちゃったのよ」
植「(笑)」
マ「オレ、一人、立ち飲み屋さんで」
植「あぁ」
マ「(笑)」
植「ホンットに庭だしさ」
マ「うん」
植「みんなが、お前の事をさ、ナンて呼ばれてるの?アレ」
マ「誰から?」
植「若とか、呼ばれてるの?」
マ「みんな違う。若っていう人もいるし、あの、松ちゃんっていう人もいるし、殿っていう人もいるし。25年いるからね、京都」
植「25っていうと、今、40だから」
マ「うん」
植「え?」
マ「高1から」
植「15⁉」
マ「15、6からいる」
植「はぁ~」
マ「だって、一番最初が、16か、5、6か、あの、それこそ、松方さんの忠臣蔵で、時代劇デビュー。舛田組って、舛田利雄監督」
植「うん」
マ「で、そん時、力、大石力やらせて頂いて」
植「おぉ」
マ「それが、時代劇のスタートだから、そう。まさか、こんなに自分がいっぱい、時代劇をやる人間になるとは」
植「そう」
マ「露知らず」
植「おたくの事務所でさ、一番やってない?時代劇」
マ「(笑)多分、一番、やってる」
植「ね」
マ「うん」
植「今後も、ずっと、やっていくんだろうな」
マ「多分(笑)やってく。好きだから」
植「好きなんだね」
マ「うん。東山先輩か、オレは、よくやる」
植「だってさ、新しい、その、必殺になってからだって、もう、結構経つでしょ」
マ「20年。今回で10周年のヤツを今、撮り終りました」【いつ解禁かなぁ?】
植「へ~」
マ「うん」
植「スゴい事だ」
マ「ホントだよね」
植「あのさ、太秦のスタッフさん達がさ、ずーっと元気でいて欲しいよね」
マ「ホント、そうなの」
植「(笑)」
マ「この間も、それ言ったのね。みんなで食事に行ったのね。ご飯食べようって行って、もう、ナンでもいいから、生きてねって(笑)。したら、まだ頑張るで~って。全然、艶もいいしね、みんな」
植「そうそう」
マ「肌艶がいいんだよね」
植「うん」
マ「ちょっと、スクリプターのヤエちゃんっていう、オバちゃんが1回、疲れたんだけど、また(笑)元気になってきたからよかった」
植「ヤエコさん」
マ「そうそう(笑)ヤエちゃんが」
植「オレ、数日前に、京都行って、ヤエちゃんが記録だったから、松岡がヨロシク言ってたよって、言ったら、とっても嬉しそうな顔」
マ「ニコニコしてたでしょ」
植「フーッ(笑)」
マ「小っちゃくなっちゃってね、ヤエちゃんもね」
植「ヤエちゃんね」
マ「(笑)ナンの話をして(笑)」
植「そうだよ、ヤエちゃん、アレだよ!70になったんだもんね」
マ「そうそう。この間ね」
植「うん」
マ「そうそう、古希ですよ。あと、ミドミドもね」
植「ナニ?」
マ「やまみどりみはるさん」
植「(笑)こんな話(笑)」
マ「(笑)あの、松竹スタジオの演技事務のね、おねえたまね。そうなんですよ」
植「そっか、でも、京都の雰囲気って、スゴい、やっぱり、集中出来るし、いいよね、作品に」
マ「京都のいいなぁと思うのは、撮影所もいいし、もちろん、スタッフさんはいいんだけど、泊まりが多いでしょ?演者が」
植「うんうん」
マ「それと、他の仕事入れてない方が多いでしょ?」
植「難しいからね」
マ「難しいから。そうすると、撮影所で会うと、東京の、例えば、撮影所とかテレビ局って、隣に知ってる方がいらっしゃっても、わざわざ行ったりは、しないじゃない」
植「うん」
マ「でも、京都の撮影所って、松竹も東映も、どのスタッフも、どこのチームの人も、全員挨拶するじゃない、おはようございます、おはようございますって。で、演者さん同士も、あ、おはようございます、って、全く関係なくても」
植「うん」
マ「そんで、あぁ、久々じゃないですか、元気ですか?っつって、今日何時ですか?終わり」「8時には終わるよ」ったら、大体、泊まりでしょ?したら「行きますか?」(笑)って事になる」
植「なるなるなる」
マ「ね。京都はいいですよ」
植「オープンセットとかでもさ、ナンていうの、すぐ、隣で撮影してたり」
マ「するするする」
植「お互いにさ」
マ「そう、してる」
植「気を配りながら」
マ「そう」
植「(笑)」
マ「どこどこ、本番!って言いながらね」
植「静かにしてさ」
マ「必殺、本番!とかね。そう、そのやりとりはいいですよ」
植「うん。でも、昌宏の時代劇、好き!」
マ「(笑)あ、そう?」
植「アレ、前も言ったけど、信長が」
マ「あぁ~、信長の棺」
植「うん」
マ「アレ、でも、ジェイル終わって、すぐぐらいじゃない?20代だったから、多分、アレ」
植「アレ、良かったわ」
マ「アレ、大変だったわ」
植「あん時、思ったの。この人、ずっとやってくんだな、時代劇」
マ「(笑)ホント?」
植「うん」
マ「アレね~、本能寺のね、シーンをね、ホント、ロケで、セット作ったんですよ」
植「うんうん」
マ「でね、立ち回りですよ、槍で」
植「うん」
マ「8月15日終戦記念日の日に、もう、38度、体感40何度の中、やったの」
植「おぉ」
マ「汗だくで、スゴい大変だったの、覚えてる。アレが一番大変だったかも知んない」
植「幸四郎さんか」
マ「幸四郎さん。で、オレ、蘭丸もやってたから、昔」
植「ナンでもやるね~、力もやるし」
マ「(笑)昔、蘭丸やってたから、ちょっと懐かしかった。あの、蘭丸のセリフを信長に言われた時に、オレ、それ、言ったんだよ~って、渡さんに、その台詞、言ったんだよ~って、その、蘭丸役の子に言ってた(笑)」
植「いや、さ、他にも、もちろん、ま、要はテレビのね、普通のドラマ、ナンか、賞、取ったんでしょ?」
マ「(笑)どもども、えぇ、一応、あの、ある、ナンか、ヤツを」
植「コンフィデンスアワードってヤツで、アレさ、観たの。さっき、来る途中に、どういうモノが取ってるんだろうって。お前の年、スゴいんだな。お前以外は、全部、逃げ恥なんだな」
マ「そうなの!あの、オレの(笑)ミタゾノね、家政夫のミタゾノで、何故か女装してんのに、主演男優賞(笑)頂いたんだけど、(笑)それ以外、全部、逃げ恥なの」
植「作品賞、主演女優賞、助演女優賞」
マ「助演も何も、全て」
植「助演男優賞」
マ「(笑)全て逃げ恥ん中で、唯一ね、主演男優賞だけ、頂けたの」
植「スゴいよね」
マ「(笑)ナンか、不思議。いろんな男っぽい仕事、してきたのに」
植「そうそうそう」
マ「アレで主演男優賞頂いたの」
植「しかも、そうそう、ドラマ、いっぱいやってんのに、これでか⁉って(笑)」
マ「(笑)女装モノで主演男優賞だから。ナンか、主演女優賞、欲しかった」
植「でも、面白かったけど。何回か観た」
マ「(笑)ちょっと、ヘンな感じでしょ?おっきい女がね」
植「あれさぁ、自分もさ、女形やるから、アレだけど、親に似る?」
マ「あ、オレは似てた。ビックリした。オレはやっぱ、母親に似てた」
植「(笑)」
マ「自分で、初めてじゃない、その、ビューラーとかするの。マスカラとかさ。で、やってって、自分で覚えてさ、1週間前くらいから、メイクを教えてもらって」
植「(笑)スゲー」
マ「全部、自分でやって、で、本番時も、全部自分でやってたから、ビックリしたね、あの、カツラ合わせした時には。オフクロだなぁって。オレが観てた頃のオフクロね」
植「うん」
マ「若い頃の。多分、40ぐらいん時の。あぁ、似てるなぁと思った。ビックリしましたよ」
植「それで賞取ったんだから、まぁ、いい」
マ「ま、ま、それはもうね。嬉しかったですよ、あの、今まで、いろんな作品出させてもらって、例えば、あ、松岡だ!って言われる事はあっても、街歩いてて、あ、ミタゾノだ!っていうんだよ」
植「(笑)」
マ「それは初めてだったから」
植「はぁ」
マ「ミタゾノさんだ!ミタゾノさん!って、おばあちゃんとかが、ミタゾノさーん!って手を振ってくれて、ちょっと、気持ち良かったね」
植「アレ、でも、結構遅い時間帯じゃなかったっけ?」
マ「遅い時間帯だよ。11時15分だもん。で、それなのに、もう、スゴいの、OAの次の日から、子供とか、まぁ、金曜日だからね、次の日、休みっていう事もあるから、皆さん、ね、観てもらえるんだろうけど。ミタゾノさーん!って言ってもらって、ちょっと、今まで経験したことない感じだって、あ、杉良太郎さんとか、こういう気持ちなのかなって(笑)」
植「(笑)今ので思い出したけど、昌宏が、日本のね、全国の人から、松岡くんって言われたいって言ってたのを(笑)」
マ「そうそうそうそう。あの、舞台を、そもそも、やらせてもらうキッカケは、あの、商店街歩いてて、オバちゃんに、あら、松岡くん!って言われるようになったら、舞台やるって」
植「おぉ」
マ「それまでは舞台やりたくないって。オレ、有名になりたいから。テレビ出たいって言ってた」
植「はぁ~」
マ「そう。ナニになりたいとかじゃなくて、有名人になりたかったから(笑)」
植「そうなんだぁ」
マ「そうそう。それで、巣鴨でロケやってた時に、松岡くーん!って言われて、その日に舞台やりたいって(笑)」
植「(笑)うそー!」
マ「ホント。解り易い。事務所に舞台やりたいですって。その1年後に新感線やった」
植「へ~」
マ「うん」
植「じゃあ、アレなの、思い描いた通り、今、進んでんの(笑)?」
マ「(笑)今んところ」
植「はぁ~、スゲーなぁ」
マ「松岡くん!って判んなかったら、ヤダなと思ってたの。あの子、誰なの?って思われるのがヤダから。それで。まず、有名になりたいと」
植「だからさ、そこはさ、過ぎて、ミタゾノさんって呼ばれる事になったワケじゃない?それ、また、スゴいじゃん」
マ「嬉しいよね、ミタゾノさんって呼ばれる事が。ミタゾノさん、かっこ、松岡が付いてるワケじゃない(笑)それが嬉しいじゃない。だって、渥美清さんとは言わないじゃん」
植「うん」
マ「寅さん!っていうでしょ?」
植「お前、また、自分をスゴい人と例えたな」
マ「(笑)いやいやいや、違う!恐れ多いけど」
植「(笑)」
マ「だけど、やっぱ、そういう事じゃないっすか、ナンか、役名で呼んでもらえるって。いじわるばあさんとかも、そうじゃん。ね?青島さん!とか、言わないじゃん。あ、いじわるばあさんだ!って。そういう役名で呼んでもらえるって嬉しいなって、ありますね」
植「それで舞台をやるようになって、アレ、何年前?パルコの」
マ「パルコ、4年前です」
植「ロスト・イン・ヨンカーズ」
マ「ロスト・イン・ヨンカーズは」
植「アレも、アレも良かったね、昌宏ね」
マ「ホントに⁉そんな事、言わなかったじゃない?」
植「言ったよ~!」
マ「ホント?(笑)もう、酔ってて、覚えてないのかも知れない、オレが(笑)面白かったよ。スゲー、面白かったんだよ、アレ。あの、向こうの、向こうのモノの戯曲っていうでしょ。そういうの、あんま、苦手だったから」
植「外人の名前で」
マ「外人の名前で。うん、そういうのは、ちょっと、あえて避けてたじゃないですか」
植「うんうん」
マ「でも、アレ、楽しかったのよ。で、まぁ、ミセス・カーニッツがね、あの、草笛光子さんですか、草笛ママが、あんだけさ、やっぱ、しなやかに、動き、動きになってさ、ナンて、スゲーんだろうって。で、中谷美紀ちゃんもスゴかったからさ」
植「中谷美紀さん、それで、ナンか賞をお取りになったね」
マ「草笛ママと中谷美紀ちゃんは2人とも取ったのかな。それで、その、一緒に出てた浅利陽介とかさ、スゴく面白かったしさ、こばさんね、とか、いたから、スゲー楽しくて。ま、三谷さんの演出、初めてだったから」
植「そうだね、三谷さんだ」
マ「そうそうそう」
植「三谷さんなんだけど、あの、海外の戯曲を演出するっていう」
マ「そう」
植「自分のじゃなくてね」
マ「うん。ニール・サイモンかな。スゲー、面白かったんだよね、そういう、ナンか、三谷さんの、演出って、こういう感じなんだ、みたいな。うん、面白かった」
植「今回もね、海外の戯曲」
マ「そうなんです」
植「だけど、お前じゃなくて、あの、土井ケイトさんが、賞を取ればいいのに」
マ「オレも、そう思ってる(笑)」
植「(笑)ほら、一時期さ、トム・クルーズがさ、共演したポール・ニューマンとか、ハスラー2でね、共演した。レインマンのダスティン・ホフマンがね」
マ「必ず取る」
植「アカデミー賞を取る」
マ「そうだよね」
植「この人と共演したら、賞を取れる」
マ「そうだよね」
植「っていう、素敵じゃない?」
マ「確かに。オレ、次、むっちゃんが、土井ケイトさんね。むっちゃんって言うんだけど、むっちゃんが、取ったら、コレ、オレ、カッコいいよね」
植「(笑)」
マ「コレ、オレ、カッコいい。うん」
植「さ、今回の舞台ですけども」
マ「はい」
植「よく、受けたね⁉二人芝居」
マ「いや、コレね、あの、良く受けたねっていうか、あの、オレ、そろそろ、舞台やりたいのに、来ないのかなぁ(笑)って、思ってた時に」
植「お前の、だって、知らない所で、断ってたりするワケでしょ、きっと」
マ「そんな事、無いと思うよ」
植「ホント?」
マ「そんな、無いと思う」
植「うん」
マ「そんで、オレ、スゲー、覚えてんだけど、内容とか全然聴かされてなかったのね。で、とりあえず、ウチの、その、舞台の担当の人間が【そういう担当があるのね】スゴいんだけど、オレら、カウントダウン・ライブってやってるのね」
植「うん、毎年ね」
マ「1月1日にさ、Happy New Year!って。あの本番、始まる、ホント、30分ぐらい前に、『松岡さん、実は、二人芝居の話、来てまして』って。ん?アレ、今、オレ、紅白終わって、(笑)とりあえず、今、東京ドーム、入って。『松岡くん、5分いい?』とかって。『松岡くん、松岡くん』『どうしたの?』『舞台がね』『おぉ。あ、2人なんだ』っつって。『意外に、ちょっと、スゴい、エキサイティングするヤツで、結構、大変で、もしかしたら、あの、大事の、モノになるかも知れないけど、是非っていうお話を頂いてるんですけど、如何ですか?』っつって。プロットも何も、観てないし、ったら、あ、そうか、そういうアツいモノで、2人芝居、2人芝居?って。出来んのかなぁ?オレ、やってねぇしなぁっつって、でも、ナンか、ちょうど、もう、あと10日で40歳だったのね、だから。オレ、11、1月11日だからさ、あと10日で40歳で、あぁ、もう、30代最後だな、ナンて思いながら、過してる時に、そういうお話を頂いたから、コレは、その、ナニ、40歳、数えで厄年、(笑)だから、本厄だから、あ、コレはもしかしたら、ちょっと、神様、オレを試すのかい?と」
植「おぉ」
マ「そういう感じかい?もちろん、受けますよ、みたいな、ちょっと、自分に酔ってたのね」
植「(笑)紅白終わって、カウントダウンで、ちょっと、お前、テンション上がってるから、そこで言えば」
マ「(笑)そういうワケじゃねーと思うんだけど」
植「(笑)」
マ「そうそうそう。でも、やる、やらせてもらうって、え、じゃあ、お返事出しても大丈夫ですか?っていうから、じゃ、お願いしますって、言って、台本が来るまで、2ヶ月近くかかったのかな、それでも。2ヶ月弱ぐらいかかって、で、台本読んだ時に、ビックリした」
植「あぁ」
マ「え、こんな事、やんの?(笑)って思った(笑)」
植「そうだよなぁ~。この間ね、その、ABC-Zの戸塚くんと、勝村さんの二人芝居観に行って」
マ「はいはい」
植「楽屋訪ねていったら、開口一番、勝村さんが、2人芝居なんてやるもんじゃねーよ」
マ「(笑)」
植「(笑)って言ってて」
マ「ウチの戸塚と?」
植「そうそう」
マ「(笑)でもね、あの、ナンだろうな、ナンか、偉そうに言う事は無いんだけど、ナンか、いろんな事を試されるでしょ?」
植「うん」
マ「要求されるし。それは、ちょっと、楽しいかな」
植「今?」
マ「今は。で、藤田俊太郎さんて、オレ、初めましてだし」
植「うん」
マ「そんなに、オレ、知らなかったし」
植「うんうん」
マ「で、土井ケイトさんも、そんな知らなかったんだけど、全部知らない人たちで、始めるのって、ま、ジェイルん時も、そうだったんだけど、篠原とか、知ってたじゃん」
植「うん」
マ「今回、全く、知らないじゃん。で、その、全く知らないトコに、飛び込んでいくと、全員がフラットでしょ?それが楽しい」
植「しかもさ、紀伊国屋ホールじゃない?東京が」
マ「うん」
植「紀伊国屋ホールって、どっちかって言うと、オレたち(笑)エリアな」
マ「そうなんだ?オレ、そういうの、解んないのよ、ナンか、その」
植「あ、そうか。いや、今ね、パルコさんが改装中だから、ま、そうなったのかなって思ったりもするけど、え~⁉昌宏が紀伊国屋行ったの~⁉」
マ「あ、それ、じゅねから、メール来て、『お前が紀伊国屋に立つのが不思議だから観に行く』ってメールが来た時に、その意味が、オレにはイマイチ、よく解ってないのよ」
植「あ~」
マ「そういう事を知らないから」
植「演劇界のね」
マ「(笑)演劇界、全く知らないから。どういう事なの?」
植「んとね、ド演劇っていうか、ザ・演劇っていうか」
マ「おぉ~、なるほどね」
植「小劇場の人も、いっぱい立つし」
マ「うんうんうん。何回も観には行ってるからね、だって、オレ。ね」
植「うんうんうん」
マ「もちろん、じゅねのも、紀伊国屋、観に行ってるし。ね、ウチの岡本健一さんのも観に行ってるし」
植「あぁ。いやぁ~、でも、普段は、ほら、それこそ、劇団がいっぱい公演してたりとかさ」
マ「なるほどね。この間も青年座やってたもんね」
植「そうそうそう。そこに立つのかぁって思って」
マ「へ~」
植「それが、面白かった、オレは」
マ「あ、そういう事なんだ」
植「うんうん」
マ「いや、でも、ナンか、オレ、楽しみなんだよね、だから、却って。知らないから、いいのかもしれないし」
植「うん」
マ「で、ま、きっと、どういう感じになるのかなぁ、2人芝居、と思って。でも、もうね、この、ご一緒する土井ケイトさんがね、むっちゃんがね、さすが、蜷川さんのトコにいらした方なのよ」
植「オレさ、あの、はい、お芝居をね、拝見したこともなくて、土井ケイトさんも知らなかったんだけど、いや、もう、プロフィールとか観たら、アメリカ出身でね」
マ「そうなの」
植「ホントに、ハーフの方では、ないんでしょ?」
マ「ハーフではないって言ってたかな。向こうで生まれてる。あ、でも、向こうの名前、持ってるから、だから、それを文字って、ケイトにしたって言ってたから。でも、生まれたのは、ナンか、アメリカで、で、もちろん、ニューヨークにも、行ってて、で、ホントのブロンクスとか、知ってるワケね」
植「うん」
マ「この(笑)今回のブロンクスの話を。それがスゴいのよ。だから、むっちゃんに聴けば解るっていう。ナンで、今、意味が解んないんだけど、オレ、コレ、ナニがスゴいの?って。200丁目辺りで、どうの、こうのって、200丁目あんの?みたいな。100を超えると、結構、ヤバくなってくるんですよって。そういうのがあるんだ!って、その、分化を判らないから、そこ、ナンか、バックを彼女から聴いて、やってる」
植「ケイトさんも、ま、今回もそうだし、今後、次々と、素敵な舞台が決まっていて」
マ「そうだよ、だって、コレ終わったら、すぐまた舞台」
植「チックっていうのがあって、その後、危険な関係っていうのも」
マ「ほら、もう、忙しいんですよ、ウチのむっちゃんはもう」
植「(笑)」
マ「(笑)ホントに」
植「多分、どんどんどんどん、演劇界では」
マ「そうだよね」
植「上り詰めて行くと思いますよ」
マ「そうでしょ、今の内だよ、やっぱり。今の内、一緒にやっとかないと、(笑)もう出来なくなるよ(笑)」
植「実際、あの、一緒に稽古してみて、どうなの?だって、2人しかいないんだからさ」
マ「うん。いや、楽しいよ。すごい楽しいし、巳年の1月17日生まれなのね。だから、まるまる12歳違うのね、オレと」
植「ほぉ~」
マ「うん、でね、スゴいなぁと思うのがね、やっぱり、感性っていうのかな、広いんですよね。オレらが、作ってく、あの、演技プランとは、ちょっと、全然違う。スゴい、いろんな、角度から、モノ観てんだろうなと思うのは、自分で、多分、バックとか、バックボーンとか、考えてやって、そこでルールをいろいろ考えて行くんだろうけど、その、オレたちと、全く違うアプローチで、芝居を作ってくるから、面白い、観てて」
植「それさ、ま、2人、ホントに2人しかいないからさ、衝突は無いの?」
マ「衝突は無いね。衝突っていうか」
植「役的にはあるけどね」
マ「あ、役的にはいっぱいある。衝突は一個もない。あの、演出家の藤田さんとも、全然ないよ。全くない。どうします?っていう感じで、こうしましょうかっていうので、OK!じゃあ、やってみましょうっつって、まずやって、ダメだったら、変えましょうっていう。ナンかね、スゴいラクなのが、本番始まっても、あの、変えましょうっていう人だから、スゴいラク。あの、決めつけ、無いんでっていう。やってみて下さい、まず、っていうので、やってみて、あ、じゃ、ココで、じゃ、今度は、コッチにしましょうっていう風に付け、お付けになるから。ベースラインだけやって、後は好きにやって、そっから、いいモノ残して、で、この人の意見、藤田さんの意見で、ドーッと動いて、で、僕らが勝手にやったとこ、あ、それ活かしていきましょうとかっていう事でおやりになるから」
植「大体、ま、ちょっと、年下だけど、大体、同年代だもんね」
マ「そうね、4つしか変わらないから。37歳におなりになったばかりだから」
植「藤田くんは、もうね、彗星のごとく、現れてね」
マ「ね!この間、一昨日かな?菊田一夫賞、貰ってたよ」
植「そうだよ」
マ「うん」
植「だって、読売演劇大賞の、最優秀作品賞」
マ「スゴイよ、ほら」
植「で、ま、ご本人も、優秀演出家賞取って、で、同時に、今言った、菊田一夫演技賞も取って」
マ「うん、スゴいでしょ」
植「蜷川さんの所でね、10年ぐらい」
マ「言ってた。オレも知らなくて。ずっと演出助手。最初、役者さんだったんだって」
植「そうそう」
マ「で、ヘタだから辞めろって言われて」
植「蜷川さんにね」
マ「うん。で、演出やって、したら、演出の方がいいっつって。でも、ナンか、ほら、それはむっちゃんも言ってた。むっちゃんも、ずっと観てたからね」
植「一緒にやってんだもんね」
マ「そう」
植「うんうん」
マ「でも、やっぱり、その辺はスゴいなぁと思って。やっぱり、蜷川さんが、一番、ウチには一番、イイ女優がいるからって言ったのが、土井ケイトさんだって」
植「へ~」
マ「むっちゃんなんだって。やっぱ、そういう風にあるんだなぁって思って。ビックリしたもん。初日から台本、持たないんだよ」
植「あ~、蜷川システム~」
マ「オレ、ビックリして。初日は持ってもいいんだよね?っつったら、みんな、いいって言ったから、あ、持っていいんだと思ったら、むっちゃん、持ってないのね。え?ナンで?初日は持っていいんじゃないの?って言ったら、あ、全然、ウチは、蜷川システムだから、ウチは持たない、持ってたら、もう、はい!ってチェンジされちゃうから、その癖で、って言われて。そんなの、オレだけ持つワケ、行かないじゃんかー」
植「だってさぁ、その、(笑)ナニ、じゃ、ちょっと、覚えるって分量じゃない」
マ「じゃないじゃんさー!2週間で一生懸命、入れたけどね」
植「うんうん」
マ「頑張ってね。実質、一週間ちょっとで覚えたんだけど、大変だった。オレ、こんなに、もの覚え、悪かったっけ(笑)って思ったけど」
植「いい方なのにな」
マ「いい方なのに、でも、やってくと、覚えんの、早くなるんだと思った」
植「へ~」
マ「うん」
植「ナンだろ」
マ「どんどん、慣れてくんの、覚える事に。だから、覚える事をやってなかったから、今まで」
植「うん(笑)」
マ「ね、長台詞とかキツいなぁって言ってたのに、どんどん覚えられるようになってきて、最初、ナンか、台本観た時に、あ、コレ、終わったなっていうぐらいセリフがあって、オレ、出来ないなって、ちょっと弱気になった時にさ」
植「(笑)」
マ「あの、徹子の部屋の後にさ、今、やすらぎの郷って」
植「うわぁ~!」
マ「やってるじゃない」
植「うん」
マ「あのOAが始まってさ、石坂浩二さんが一人で喋ってたのよ」
植「うん!」
マ「それを見てね、何を言ってんだと(笑)。あぁいう大先輩がね、おやりになってんのにね、お前みたいなヤツが、ナニを言ってんだと、自分に言い聞かせてですね、もう、そのアレでね、ちょっと頑張れた」
植「昨日、たまたま、その、ゴールデンウィークだから、総集編みたいの」
マ「やってたね!やってた、やってた」
植「で、ちょうど、石坂浩二さんの所に、女優たちが、あの、浅丘ルリ子さんを筆頭に」
マ「キタね」
植「次々に現れるっていうシーンを観たよ」
マ「スゴかったよね~。あの、木のトコに逃げてたもんね、ナンかね」
植「(笑)そうそうそう。でも、スゴいね、前の奥さんでしょ?」
マ「そう。カッコイイね!そういうの。そういうのを、もう、全然、女優として、俳優として、付き合えるって、素敵だね。いや、いいなぁ~」
植「でもさぁ、40になってさ、そういうのは、年齢のせいだなと思う所はある?身体とかさ、記憶力とかって」
マ「あ、それは全然ある」
植「ある⁉」
マ「ある。体力は落ちてる、Zettaiに」
植「そうなの?」
マ「うん」
植「元々あるからかな」
マ「うん、だから、ちょっと走り出した、やっぱり。前も走ってたんだけど、うん、やっぱり、ちょっと、バネがなくなるなぁと思って、うん。あと、ストレッチの量とかも、アホみたいに、増えたね」
植「あ、そう」
マ「うん。誰かさんみたいな、ナンか、立稽古の立ち回り、一発目にアキレス腱切ったりしないようにね」
植「(笑)誰の事~?(笑)」
マ「(笑)アキレス腱、切ったりしないようにね。真田十勇士だっけ?」
植「あ、オレ?(笑)」
マ「(笑)」
植「屋根の上のバイオリン弾きなんですけどね」
マ「(笑)あ、そうか、そうか」
植「あのね、でも、『JAIL BREAKERS』で10年前、11年前にお会いした時に、おたくのさぁ、グループさ(笑)そういえば、踊らないじゃない?」
マ「踊らない。元々、踊ってたけどね」
植「って、ナンか、1年半ぐらい前に、大阪、京都からさ、大阪に、ちょうど、LIVEをやっててさ、そういえば」
マ「あ、そうだ、そうだ」
植「それ、見せてもらって」
マ「うん」
植「観にいったらさ、ホントにただのコンサート」
マ「そうそう」
植「ロック色のね」
マ「そうだね」
植「あ、踊らない!と思ったんだけど、共演した時は、あ、やっぱり踊れるんだなって(笑)」
マ「(笑)」
植「思って(笑)」
マ「最後、ちょっと、踊ったシーンとかあったからね」
植「そうそう。この人、踊らないはずだけど、このオジサンたちよりは、はるかに踊れるんだなって」
マ「あのオジサン達よりは、悪いけど、踊れるね(笑)」
植「そして、フリもやっぱり、早く覚えるんだなって」
マ「うん、あのオジサン達よりは、早く覚えれるね(笑)リズム感はいいんですよ」
植「ま、もちろんね、ミュージシャンだからね」
マ「リズム感はいい(笑)」
植「そうなんだけど」
マ「(笑)ホントに」
植「そっか、でも、40、ね。体に変調(笑)来たすし」
マ「そうなの~。でも、ナンかね、きっと、その、じゅねに初めて会った時は、多分、20代なんだから、20代の、その、オレ、Zettai、尖がってなきゃダメだと思ってたから、20代は。多分、尖がってたと思う」
植「うん」
マ「で、いや、とんがってなきゃダメだと思うし、今の、こう、どうの、こうの、言うつもりはないんだけど、結構、みんな、丸いじゃん。大人じゃん」
植「器用だし」
マ「器用だしね」
植「(笑)」
マ「もうちょっと、いいんじゃね?って思う」
植「おぉ」
マ「どうせ、丸くなんなら、まだよくね?って。もっと、ガンガンいってて、いいんじゃねーかなって、ちょっと思うね」
植「よかった。じゃ、ちょっと、とんがってる昌宏に逢えて」
マ「(笑)全然、とんがってるよ、今でも」
植「うんうんうん」
マ「全然、今、ホントに、ちょっと、スッと、ナンか、鞘に隠してるぐらいなもんだけど」
植「でもさ、お前を慕う人がいっぱいいてさ」
マ「(笑)ナンだよ!(笑)ナンでだよ、そりゃ」
植「(笑)いや、女優さんはもちろんなんだけどさ」
マ「(笑)女優さんなんて、全然慕わないよ(笑)」
植「あの、後輩の俳優たちもさ、ジャニーズ事務所の人達だけじゃなくてさ、年下の後輩俳優たちがお前の事、慕ってるな~」
マ「いや、オレ、会った事、会ってる人って事?じゃあ」
植「山崎くんとかさ」
マ「誰?裕太?」
植「うん」
マ「あ、裕太ね!」
植「(笑)うん」
マ「アレはもうさ」
植「渡部豪太とかさ」
マ「あの骨もさ」
植「(笑)」
マ「あの辺はもう、ね、昔から知ってるっちゃ、知ってるからね。オレの事、兄ちゃんとか、アニキとか呼ぶのは、大体、あんな連中だからね」
植「(笑)」
マ「だから、みんな、勘違いして欲しくないんだけどさ、みんながみんな、オレの事、アニキとかお兄ちゃんとか言ってるワケじゃないんだよ」
植「そうなの?」
マ「そうだよ。アイツらが、そういうの、好きなのよ、豪太とかさ、もう裕太とかさ、内山とかさ、ね、浪岡とかさ(笑)あの辺は、もうさ(笑)」
植「裕太くんが、一緒に飲んだ、みんなで飲んだ時に(笑)オレ、松岡くんの為なら、死ねるって言ったの、オレ、たまんなくてさ(笑)」
マ「(笑)」
植「もう、敵わない!って」
マ「裕太はね、アイツも十代だったしね、もう、ホント、アイツ、ヤンチャだったからさ。でもね、オレがアイツ面白かったのは、筋だけは通ってたのね。表現力はヘタだったんだけど、それがナンか、可愛くてね、ナンか、ナンだろ、オレ、オレより、ナンだろ、ヘタだった」
植「(笑)」
マ「(笑)」
植「おぅおぅ」
マ「うん。あ、コイツ、不器用だなぁっていうね」
植「昌宏は器用だよ!」
マ「だから、その辺、オレさ、ズルいじゃん」
植「(笑)うん」
マ「あの、調子いいじゃん?アイツ、調子よくないからさ、思った事をさ、あの、喧嘩してもイイから、言うタイプじゃない」
植「うん」
マ「ね。オレは喧嘩しようと思って、言うタイプじゃん」
植「うん」
マ「あえて。その違いだよね」
植「うん」
マ「アイツ、ナンか、悪気ないのに言ったりとかするじゃん。そうそう」
植「昌宏、だってさ、上の人に対してはさ、ナンていうの、下から懐いていけるしさ、また、親分気質もあるから、両方持ってるから、ズルいんだよな」
マ「かも」
植「(笑)」
マ「でも、オレ、下の子に怒った事は、1回も無いもん、オレ。言い方を変えたら。上にはZettai、喧嘩になることあっても。上はさ、自分より上だからさ、挑戦してもいいやと思うけどさ、下はないな」
植「力があるからな」
マ「あーって言わないね。ナンか、言われたらね、どうすればいいっすか?って。ま、基本的にお前に判んないことは、オレにも解んねーよって(笑)言うけど、うん。でも、ナンかね、聴いて、どうの、こうのだったら。うん、イイ子たちですよね、みんな」
植「(笑)小僧」
マ「ウチの小僧たちはね」
植「(笑)」
マ「ウチの小僧たちは、ホントに(笑)」

…②へ続く
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