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M「今日は映画『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』から、こちらのお2人をお迎え致しました。ではお一人ずつ、自己紹介頂けますでしょうか」
智「はい、え~映画『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』で赤鬼役キラーKを演じさして頂きました、え~、長瀬智也と申します。宜しくお願いします」
M「宜しくお願いします。そして」
宮「はい、監督の宮藤官九郎です。宜しくお願いします」
M「宜しくお願いします」
智「宜しくお願いします」
宮「宜しくお願いします」
M「さて、今回の映画『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』ですけれども、ホントにあの、音楽好き、ROCK好きには、たまらない、地獄ムービー」
宮「あぁ、そうですね」
M「はい、ではありますけれども、まずは、じゃあ、どんな作品かというのをですね、宮藤監督の口から、ご紹介頂いてもいいでしょうか、簡単に」
宮「はい。えーと、物語的に言うと、あの、神木隆之介くん扮する大助っていう高校生が、あの、不慮の事故で地獄に堕ちるんですね。他のみんなは、天国に行ってるんですけど。ナンでオレだけ地獄なの?っていうところに、さっき言いましたキラーKが、長瀬くん扮する」
智「はい」
宮「キラーKが現れて、お前、生き返りたいのかと。あの、前世に戻りたいのか、っていう事から、え~、現世に戻るための、いろんな、ナンでしょうかね」
M「試行錯誤でしょうかね(笑)」
宮「えぇ、えぇ。それが、あの、ほとんどです」
智「大助に好きな子が」
M「いるんですよね」
智「いたんですよね。その子に逢いたいっていう一心で」
M「チューもしてないのに!って」
智「うん、だから、意外に、青春の」
宮「そうですね」
智「絆みたいなのがあったりとか」
M「うん、そうですよ」
宮「そうですね」
M「そうそうそう。地獄とRockを結び付けようと思ったのは、監督、どこからの発想だったんですか?」
宮「コレ、でも、日本人にとっては、あまり馴染がないけど、あの、向こうのヘビメタとか、Hard Rockの歌詞って、スゴい、よく読むと、Hellとか、Burningとか、あの、Killとか、まぁ、不穏な言葉がいっぱい出てくるじゃないですか。ナンか、それを日本の、えーと、地獄と、仏教の地獄と、上手く結びつけたら、今まで見たことのない世界観になるんじゃないかなぁと思ったのが最初ですね」
M「舞台が地獄にするわっていうのを、初めて聴いた時、長瀬さん、どんな印象だったんですか?」
智「そうですね、でも、あの、ナンだろな、意外とか、驚きというよりかは、さすがだなと思いましたね、はい」
M「でも、鬼になるっていうのは、想定外だったんですか?」
智「いや、その、ただ、赤鬼だけではなくて、やっぱ、ちゃんと、そこにバックボーンが付いてますから、やっぱ、そこを、込で、このキラーKっていう役が生きてるっていう、また、この、メッセージも、僕は素晴らしいなと思っていますね」
M「そうですね、だから、歌ってることと、赤鬼キラーKの人生の深みみたいなところ、知ってしまうと」
智「そうそうそう。だから、うん、音楽の大事さもね、スゴく感じましたし」
M「生き甲斐なんでしょう。…生き甲斐っていうのかな?」
宮「いいんじゃないですか」
智「でも、ナンかね、愛するため、愛する人の為に作ったモノをね、届けるっていう、やっぱ、音楽、曲には、ちゃんと一つ一つ、意味があるんだなぁとかね。そういうモノも感じてもらえたら嬉しいなと思いますけどね」
M「1曲の重み、みたいなモノがね」
智「うん。あと、そう、だから、監督が作詞で、あの、ZAZEN BOYSの向井さんや、元 MAD CAPSULE MARKETSのKYONOさんが作った曲を、まぁ、あの、あるんですけれども、その、それが既にね、台本の中に歌詞が書かれてたんですよ」
M「その時点で」
智「そう。ナンかね、その歌詞を観たらね、ナンか、もう、判るんっすよね」
M「あ~」
智「うーん。直接的なメッセージではないんだけど、あ、コレが、キラーKが、ね、鬼になる前、人間だった頃に作った曲なのか!って考えたら、ナンか、もう、ビシビシ、体ん中に入ってくるっていうか、そういう、ナンか、音楽的な良さがありますよね、この映画全体に」
M「いや、ホントに、そうですね」
智「うん」
M「その曲もそうだし、映画冒頭で、『TOO YOUNG TO DIE』の、あのジミヘンの左腕、カート・コバーンの右腕、声は忌野清志郎の、時点で、若干泣くっていう」
宮「(笑)」
智「ま、音楽好きにはね」
M「ホント、たまんないんです」
智「Rock好きにはたまらないですよね。そこにちゃんと、忌野清志郎さんっていうね、日本のRockerも入ってるっていうのが、サイコーっすね」
M「ホントにそうです。え、現場で音を流してたりもしたんですか?」
宮「現場では、あの、そうっすね、あの、LIVEシーンは、基本的には、あの~、一連で全部、ホントに、だから、あの、LIVE、LIVEを撮ってる」
M「って、感じですよね」
宮「感じに撮影中も、しましたし、だし、場面によってですね、あの、Charさんと、ヨっちゃんが、ギター対決するところとかは、ホントに、現場の音をそのまま使ってますし、逆に、ローリーさんと、マーティーさんのヤツは、事前にフレーズまで全部作りこんだ上で、それをあの、神木くんに練習してもらって、やったりとか、その、場面で、その場面で、一番いい、一番いい使い方っていうかな、一番いい撮り方っていうのを、模索してやってましたね」
M「なるほど」

♪「TOO YOUNG TO DIE」♪

M「番組チームではですね、あの、みうらじゅんさんが、何故か、メイクなしっていうのは」
智「(笑)」
M「(笑)ものすごい、ツボだったんですけど」
智「あのシーン、いいっすよね」
M「いいです!素敵(笑)」
宮「みうらさんは、あの、地獄の研究をされているので」
智「うん」
宮「コレは、どっちかっていうと、ま、台本をチェックしてもらおうと思って」
M「むしろ?」
宮「えぇ。こういう映画やるんですけどっていう話をして、もしよかったら、現場に来て下さいっつって」
M「あ~」
宮「で、まぁ、ついでに、出演もお願いしますっていう流れだったので」
智「タバコを貰うっていう(笑)」
宮「そうそうそう」
M「2回目でも、素だなぁと思いながら、観てたんですけど」
智「まぁ、みうらさんも、地獄に堕ちますよね」
宮「そうです、まぁ、間違いなく、地獄ですね」
智「地獄から来たんですよね」
宮「あんだけ、地獄の事、知ってるっていう事は」
M「もう、行った、観てるのかな?ぐらいの」
宮「そうそうそう」
智「言えないだけで」
M「言えないだけで。でも、カッコよすぎて、地獄に堕ちるワケですからね」
宮「そうですね、この映画の中のルールですから」
智「うん」
M「お2人、それぞれ、個人的にツボだった方って、いらっしゃいます?」
宮「僕は、アレだな、デビハラのベースの清さんは、相当、相当、インパクトありました」
智「インパクト、ありましたね~!」
宮「結構、探して、女性で、ベース、あの、鬼のようにベースを弾ける人で、で、芝居も出来てっていう人、探したんだけど、いなくて、ま、結構、難しいなぁと思ってて、で、紹介してもらって、あの、お会いしたんですけど、まぁ、あの、もう、思ってた以上の人です。お芝居したこと、ないのに」
M「えっ!?そうなんですね!」
宮「全然、あの、初めてなのに、全然物怖じしないで、全部やってくれたんで、素晴らしいなと思いました。もちろん、シシド・カフカさんも素晴らしいんですけど」
M「ホントに」
宮「ドラムのアクションは、メチャクチャ、カッコよかったですけどね、はい」
M「テクニックが、ハンパじゃない」
智「うーん」
宮「スゴイ」
M「長瀬さん、どうですか?」
智「そうっすね、僕、あの、キャストの中に、名前載ってないんですけど」
M「載ってないんですけど?!」
智「えぇ。あのね、黄色い鬼を」
宮「(笑)」
智「演じてたね、小泉さん」
宮「小泉さん」
智「(笑)っていう」
M「小泉さん!?小泉さんって、スタッフさん…」
宮「美術の」
M「そうですよね」
智「美術のスタッフさんなんですけど、もう、ナンか、誰よりも、鬼でしたね」
宮「(笑)」
M「(笑)え、ドコのシーンだっけなぁ?」
宮「いや、もう、結構」
智「結構出てる。冒頭のシーンで、あの、亡者に熱いカレーを、こう、かけるシーンが」
M「あ~!」
智「印象的なんですけど、僕にとっては」
宮「そうですね」
智「やっぱ、キョーレツでしたね!ビジュアルもそうだし、もう、メイク落とすの、メンドくせーから、このまま帰るわ!っつって」
M「え~!」
智「黄色鬼の役のまま、帰るっていう。普通に、あの、革の、レザーのビジネスバッグ持って、鬼が帰っていく、やっぱ、スゴかったっすね」
M「美術さんが、さ、出ようってなったのは」
宮「それは現世の美術担当だったんで」
M「あ、そうか、はいはい」
宮「あの、地獄は、地獄はヒマだって、自分で思ったらしくて、だけど、あの、現世とか、地獄、別に交互に撮ってるワケじゃなくて、現世、全部撮っちゃってから、地獄だったので、別に、地獄に居なくてヨカッタんですよ」
M「(笑)」
宮「だけど、本人は、いなくちゃいけないと思ったらしくて、どうせいるなら、鬼として、出ますって言って、あの」
M「(笑)自己申告で!?」
智「(笑)あ、そうだったんだぁ?へぇ~」
宮「そう。だけど、よく考えたら、オレ、別に、鬼、やんなくても良かったんだよな?と、あとあと、言われましたけど。そんなの判り切ったことなのに、ナニやってんだろ!?って思ってましたよ」
智「身長も、僕より、ちょっとデカいぐらいで」
宮「下駄履いてるから」
智「下駄履いてるから、さらに10㎝ぐらい、高くて」
M「Zettai、役者さんだと思っていましたよ」
宮「違うんです、美術さんなんです」
智「メチャクチャ、~したんですよ、小泉さん」

M「キラーKを演じる上で、参考にしたミュージシャンの方、いたんですか?」
宮「あ~」
智「いや、全くいないです」
宮「(笑)」
M「いないですか?」
智「全く、いないです!」
M「ハードロック、ヘビーメタル系の?」
智「うーん、ナンか、やっぱり、ね、KISSとか、は、ちょっとね、メイクとかも、同じようにしてるけど、やっぱ、結構、パフォーマンスに特化してるじゃないですか。あの、ジーン・シモンズが火を吹いたり」
宮「(笑)」
智「そういうのは、特になかったですもんね」
宮「そうですね」
M「うーん」
智「パフォーマンスとしては、全然、全くないっすね」
宮「オリジナル。チョー、オリジナルでした」
智「チョー、オリジナルっすね~。もう、そんな事、考える余裕もなく、思いっきりやるしかなかったっていう」
M「そういう演出だったんですか?」
智「いや、もうね、あの、とにかく、その、もう、暑い、空調も効いていないスタジオで、爆音で」
宮「そうそう」
智「もう、頭振った、亡者たちの前で、物スゴい、風速10m、20mぐらい風を浴びながら」
宮「ずーっと、風を、ずーっと、送風機で、ずーっと、長瀬くんに風を送ってた」
智「10kg前後の衣装や、靴、ギターやカツラ付けて、で、カラーコンタクトで、ほぼ、視界が利かない中」
M「(笑)そうですね」
宮「ほんとだよね」
智「まぁ、全力で歌って、ま、パフォーマンスするんで、もう、そんな、余裕、全く無かったっすね」
M「ふーん」
宮「でもね、全然、やっぱり、TOKIOん時の、長瀬くんとは、全く、違うよね。当たり前だけど」
智「うん」
M「全然、違うスイッチですよね」
智「そうっすね」
宮「ビジュアルも全然違うけど、もちろん」
智「やっぱり、ナンか、こう、頭の中でスィッチとして、その、演奏に徹するというよりも、やっぱ、こう、見た目に徹するっていう、意識の方が、やっぱ、多かった気がしますね。歌ってる時の、眼の開き具合とか、うん、やっぱ、ナンか、どういう風に、なってたら、ちょっと、こう、異空間な感じになるかなと」

M「地獄にいる、神木さんはいかがでしたか?」
宮「あぁ、神木くんは、だから、地獄に堕ちた事を、全く理解してないというか、地獄の事を怖がってない普通の高校生っていう設定だったので、あの、その絡みづらさを笑うというか」
智「そうそうそう」
M「(笑)」
宮「(笑)キラーKとの、カラミづらさが、面白いっていう」
智「コッチは、一生懸命、怖がらせようとしてんだけど、全然、ビビってない感じがムカつくとか」
M「(笑)」
宮「そうそうそう」
智「そういう感じがね」
宮「それがやっぱり、もう、始まってすぐ、それを判ったんで」
M「そうですね」
宮「うん。コレはまぁ、ちょっと、行けるかなと思いましたよね」
M「さぁ、そして、演奏シーンも、神木さんも楽しまれたのではないかなと、いい顔で、演奏されてますからね(笑)」
宮「ねぇ」
智「そうっすね」
M「あの、演奏しながらの撮影もあった、このLIVEのシーンなんかもありましたけれども、ワンマンLIVEとか、やらないんですか?」
宮「(笑)」
智「(笑)」
宮「曲がないからなぁ、そんなに」
智「曲ないっすよ、2、3曲しかない」
宮「お喋りでつながないと」
M「ワンマンLIVE、いろんな、出演者の方、出てきて頂いてね(笑)」
宮「こういう、普通のイベントに出てたら面白いけどね」
智「あぁ」
M「あぁ、もう、めっちゃ、出て欲しいです~」
智「地獄図」
宮「えぇ。ココに地獄図って書いてあってね」
M「今、Meet the Beatのチラシを観て頂いてますけれども、お2人にね」
宮「ナンか、この間のアレも、ね、METROCKも」
智「METROCK」
宮「そうでしたけども、やっぱり、楽屋に入って、あの、特殊メイクするバンド、他にないですもんね」
M「(笑)」
智「そうそうそう」
M「しかも、夏場とか、あのメイクと衣装は、なかなかですよね」
宮「そうですよ」
智「完全に浮いてましたね、アレは」
宮「完全に浮いてたから」
M「メッチャ、観たいですよ」
宮「(笑)」
M「私たち、亡者の恰好して行きますよ!」
智「(笑)」

M「今日は、この時間は、たくさんの音楽話を」
智「はい」
M「どうもありがとうございました」
宮「こちらこそ」
智「ありがとうございました」
M「映画『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』6月25日今週末から全国ロードショーとなります。今日は地獄の赤鬼キラーK役を演じられた長瀬智也さんと、そして監督・脚本の宮藤官九郎さんにいろいろお話伺いました。本当にありがとうございました」
智「ありがとうございました」
宮「ありがとうございました」





.
今日のFLiPLiPS
11時台のCRACK A SMILEでは
今週末6月25日に公開の映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」をご紹介しました

キャッチコピーは「世界初!【超絶地獄】コメディ!!」

そして今日は監督・脚本の宮藤官九郎さんと
赤鬼・キラーK 役を演じられた長瀬智也さんとのインタビューの模様をお届けしました


ロック好きにはたまらない今作

台本には主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」の歌詞が先に書かれていたそうで
長瀬さんは歌詞を見ただけでこみ上げてくるものがあったんだとか


ライブシーンは
実際のライブをとっているように撮影

現場の音をそのまま使っている場面もあるそうで
1番いいとりかたを模索していたんだそう


個人的にツボだったキャラクターをそれぞれきくと...

宮藤さんは鬼姫役・ベースの清さん
鬼のようにベースできる人で、演技も出来る人がなかなかいなかったそうで
今回初の演技をとなった清さんを紹介してもらったんだとか

長瀬さんは
黄色い鬼のコイズミさん
誰よりも鬼だった(笑)

実は現世の美術さんで
地獄が暇だったので急遽出演することに


キラーKのライブシーンは
空調もきいていない部屋で
思いっきり風をおくりながら
重い衣装やカツラをつけての撮影だったので

全力で歌ってパフォーマンスするのに必死で
余裕がなかったんだとか

特に見た目に徹していて
歌っているときの目の開き方などにも注目です


映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は今週土曜日から公開です

ぜひチェックしてください

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