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坂「さ、今週はこのドラマの脚本を手がけられた、岡田恵和さん、漫画家のビブオさんをお迎えしています。おはようございます」
岡「おはようございます」
ビ「おはようございます」
坂「宜しくお願い致します」
岡・ビ「ヨロシクお願い致します」
坂「さ、登場人物は、かまぼこ工場に勤める越前さん、コレは麻生久美子さんが演じていらっしゃいます。そして彼女が描く漫画の世界に住む、はらちゃん、長瀬智也さんです、を中心に、え~、同じく、かまぼこ工場の同僚、実は、憧れの漫画家だったという、矢口百合子、薬師丸ひろ子さんですね。そして密かに越前さんに憧れる、田中くん、コレは丸山隆平くんが演じています。その田中くんを密かに恋する、ミュージシャン志望の紺野清美、コレが忽那汐里さんが演じてらっしゃるという、そういう、面々でドラマが繰り広げられておりました。どうですかね、お二人の思い入れのある登場人物なんてあったりするんですかね?岡田さんは全部お描きになった方ですから、全てに思い入れがあるといえば、思い入れがあるとは思うんですが」
岡「そうですね」」
坂「はい」
岡「もちろん、そうなんですけど、やっぱり、あの、結構、あの、あり得ない話を展開していくので、ドラマには結構、現実と、フィクションの間をつなぐ役っていうんですかね、橋渡ししてくれる役っていうのが、やっぱりあって、このドラマにおいては、えっと、丸山くんがやった、田中くんっていう役が、あの、あり得ない、普通に考えたらヘンな人な、はらちゃんを、ちゃんと受け入れてくれることで、このドラマが成立しているっていう感じがあるので、主に田中くんっていう役と、それから、越前さんのお母さん」
坂「はいはいはいはい」
岡「も、そうなんですけど、この二人があり得ない、はらちゃんを、素直に受け入れて、容認してくれて、ちゃんと受け止めてくれるっていう事が、ドラマを成立させているので、この二人を書くのが、やっぱり、一番注意というか、注意を払ったし」
坂「へぇ」
岡「あの、考えたトコですね」
坂「あぁ、そうですか。あの、白石さんでしたっけ?白石…さん…?」
岡「はい、白石加代子さん」
坂「あ、加代子さん!白石加代子さん。が、お母さんをおやりになってました」
岡「はい。名優なので、どんな風になるんだろうと、スゴい楽しみだったんですけど、ホントに説得力があるというか」
坂「ねぇ」
岡「素晴らしかったですね」
坂「そうですね」
岡「はい」
坂「ビブオさんはどうですか?漫画を描くのに」
ビ「僕はやっぱり…」
坂「漫画の世界ですかね、やっぱり」
ビ「そうですね、基本的には」
坂「はい」
岡「漫画の住人、全員?」
坂「はい」
ビ「ですが、特に、はらちゃんと越前さんは感情移入の度合いが全く違う、はい。やっぱり漫画書く時、誰かしらに、こう、やっぱり、基本的には書いてるキャラに、その都度、その都度、感情移入したりして、表情はこういう感じかな?っていう風に書くんですが、やっぱり、特に、主人公である、はらちゃんは、書く回数が多いですし、で、それでいて、ドラマの構造としては、僕は越前さんに、感情移入しないと、いけないので、やっぱり、この二人は特に、もう、ナンか、こう、虚構と現実が、ごっちゃになるぐらい(笑)」
坂「へ~」
ビ「オカシな感じに」
岡「(笑)」
ビ「なるくらい入れ込んで」
坂「ビブオくんが行ったり来たり、自分の中でも現実の世界と、ぐらいの」
ビ「入れ込んで書いてましたね。ドラマでツラいめにあってる、越前さん見ると、ホントにツラかったですね」
岡「(笑)なるほどね」
坂「あ~、そうでしたかぁ!はらちゃんといい、このかまぼこ工場といい、ナンか、ちょっと、どこか懐かしい時代と言うかね」
岡「はいはいはい」
坂「はらちゃんは、いつも、この、あの、ナンて言うんですか」
岡「スタジャン」
坂「スカジャン着てるしね。コレはナンか、時代設定とかはどんな風に思い描いてらしたんですか?」
岡「えっと、あえて、言わないですけど、ちゃんと現代です」
坂「コレ、ちゃんと現代なんだ」
岡「ハイ。あの、ドラマの中では、なるべく、その、現代のツール的な事は、ほとんど、出さないし、携帯電話もあんまり出ないですけども、基本はあの、あるものは、現代だし、見て下さった方は判るかもしれないですけど、1回かぐらいは、携帯もチラッと映ったりはしてますし、一応まんが喫茶もあるし」
ビ「はい」
岡「(笑)という、現代にはなっています」
坂「でも、あえてちょっと、懐かしめな感じって、されたんですか?」
岡「そうですね」
坂「たまたま、その、地域性の、でもあえて」
岡「あの、えっと、やっぱり、あの、ある種、こう、ちょっと地方の、ちょっと、こう、ナンか、埋もれてる感じの街で、あの、やろうと思ったので、そこがあんまり、こう、便利になってるっていう事をやってしまうと、ちょっと違和感あるかなぁっていう感じがしたので、あえてそういうところは、割と外して、やってましたね」
坂「ふーん、へ~」
坂「ナンか、今でもよく思い出すとか、また、思い出に残ってるシーンとか、エピソード、ありますか?」
岡「やっぱり、あの、第5話で、光石研さん演じる工場長が亡くなって、漫画で再生するっていう第5話があったんですけど、コレはやっぱ、結構、連続ドラマの中で、スゴく大きなシーンで、あの、連続ドラマ自体が、その話は、最後、漫画で終わるんですよ」
坂「はい」
岡「あの、コレも、ホントはあり得ない事で、普通、どう考えても長瀬くんか、麻生さんか、顔で終わるんですけど、5話だけは、漫画の絵で終わるっていう風になっているので、そこに、その回は、やっぱり、こう、冒険心も高ぶったし、で、スゴく達成感がある回になったですね」
坂「あぁ。ビブオさんはどうですか?」
ビ「そうですね、5話はホント、神回だったと(笑)思うんです、はい。僕、ホント、個人的には、6話の自分からノート開いて、はらちゃんが、漫画の世界に戻っちゃうっていうところの、ホント、麻生さんに感情移入しすぎて、ホント、その後、1週間ぐらい、ちょっと、病気みたいになって」
坂「いやぁ♪」
岡「(笑)」
坂「切ないですね~!切ない気持ちがキューンと、胸が張り裂けそうな」
ビ「ソコが、ホント、食らってしまって」
坂「へ~、そうですかぁ」
岡「仕事しないといけないのに」
ビ・坂「(笑)」
ビ「ツラい、ツラいって(笑)」
坂「へぇ」
岡「なるほど」
坂「まぁ、ホントに、あの、そういう、そういった、苦労というか、苦労も、そして楽しみも、どちらも聴かせて頂いたけれども、ホントに『泣くな、はらちゃん』っていうのは、特別なドラマだったんだなっていうか、その、設定もそうですけども、そういうのが、伝わってきますよね」
ビ「そうですね」
坂「ねぇ。またあらためて、シナリオブックで皆さん、また、さらに楽しんで頂ければと思いますが、え~、『泣くな、はらちゃん』シナリオブック、日本テレビから出ています。ゲストは脚本家の岡田恵和さん、漫画家のビブオさんでした。明日が最終日となりますが、まだまだ、お話伺います。ありがとうございました」
岡「ありがとうございました」
ビ「ありがとうございました」
岡「おはようございます」
ビ「おはようございます」
坂「宜しくお願い致します」
岡・ビ「ヨロシクお願い致します」
坂「さ、登場人物は、かまぼこ工場に勤める越前さん、コレは麻生久美子さんが演じていらっしゃいます。そして彼女が描く漫画の世界に住む、はらちゃん、長瀬智也さんです、を中心に、え~、同じく、かまぼこ工場の同僚、実は、憧れの漫画家だったという、矢口百合子、薬師丸ひろ子さんですね。そして密かに越前さんに憧れる、田中くん、コレは丸山隆平くんが演じています。その田中くんを密かに恋する、ミュージシャン志望の紺野清美、コレが忽那汐里さんが演じてらっしゃるという、そういう、面々でドラマが繰り広げられておりました。どうですかね、お二人の思い入れのある登場人物なんてあったりするんですかね?岡田さんは全部お描きになった方ですから、全てに思い入れがあるといえば、思い入れがあるとは思うんですが」
岡「そうですね」」
坂「はい」
岡「もちろん、そうなんですけど、やっぱり、あの、結構、あの、あり得ない話を展開していくので、ドラマには結構、現実と、フィクションの間をつなぐ役っていうんですかね、橋渡ししてくれる役っていうのが、やっぱりあって、このドラマにおいては、えっと、丸山くんがやった、田中くんっていう役が、あの、あり得ない、普通に考えたらヘンな人な、はらちゃんを、ちゃんと受け入れてくれることで、このドラマが成立しているっていう感じがあるので、主に田中くんっていう役と、それから、越前さんのお母さん」
坂「はいはいはいはい」
岡「も、そうなんですけど、この二人があり得ない、はらちゃんを、素直に受け入れて、容認してくれて、ちゃんと受け止めてくれるっていう事が、ドラマを成立させているので、この二人を書くのが、やっぱり、一番注意というか、注意を払ったし」
坂「へぇ」
岡「あの、考えたトコですね」
坂「あぁ、そうですか。あの、白石さんでしたっけ?白石…さん…?」
岡「はい、白石加代子さん」
坂「あ、加代子さん!白石加代子さん。が、お母さんをおやりになってました」
岡「はい。名優なので、どんな風になるんだろうと、スゴい楽しみだったんですけど、ホントに説得力があるというか」
坂「ねぇ」
岡「素晴らしかったですね」
坂「そうですね」
岡「はい」
坂「ビブオさんはどうですか?漫画を描くのに」
ビ「僕はやっぱり…」
坂「漫画の世界ですかね、やっぱり」
ビ「そうですね、基本的には」
坂「はい」
岡「漫画の住人、全員?」
坂「はい」
ビ「ですが、特に、はらちゃんと越前さんは感情移入の度合いが全く違う、はい。やっぱり漫画書く時、誰かしらに、こう、やっぱり、基本的には書いてるキャラに、その都度、その都度、感情移入したりして、表情はこういう感じかな?っていう風に書くんですが、やっぱり、特に、主人公である、はらちゃんは、書く回数が多いですし、で、それでいて、ドラマの構造としては、僕は越前さんに、感情移入しないと、いけないので、やっぱり、この二人は特に、もう、ナンか、こう、虚構と現実が、ごっちゃになるぐらい(笑)」
坂「へ~」
ビ「オカシな感じに」
岡「(笑)」
ビ「なるくらい入れ込んで」
坂「ビブオくんが行ったり来たり、自分の中でも現実の世界と、ぐらいの」
ビ「入れ込んで書いてましたね。ドラマでツラいめにあってる、越前さん見ると、ホントにツラかったですね」
岡「(笑)なるほどね」
坂「あ~、そうでしたかぁ!はらちゃんといい、このかまぼこ工場といい、ナンか、ちょっと、どこか懐かしい時代と言うかね」
岡「はいはいはい」
坂「はらちゃんは、いつも、この、あの、ナンて言うんですか」
岡「スタジャン」
坂「スカジャン着てるしね。コレはナンか、時代設定とかはどんな風に思い描いてらしたんですか?」
岡「えっと、あえて、言わないですけど、ちゃんと現代です」
坂「コレ、ちゃんと現代なんだ」
岡「ハイ。あの、ドラマの中では、なるべく、その、現代のツール的な事は、ほとんど、出さないし、携帯電話もあんまり出ないですけども、基本はあの、あるものは、現代だし、見て下さった方は判るかもしれないですけど、1回かぐらいは、携帯もチラッと映ったりはしてますし、一応まんが喫茶もあるし」
ビ「はい」
岡「(笑)という、現代にはなっています」
坂「でも、あえてちょっと、懐かしめな感じって、されたんですか?」
岡「そうですね」
坂「たまたま、その、地域性の、でもあえて」
岡「あの、えっと、やっぱり、あの、ある種、こう、ちょっと地方の、ちょっと、こう、ナンか、埋もれてる感じの街で、あの、やろうと思ったので、そこがあんまり、こう、便利になってるっていう事をやってしまうと、ちょっと違和感あるかなぁっていう感じがしたので、あえてそういうところは、割と外して、やってましたね」
坂「ふーん、へ~」
坂「ナンか、今でもよく思い出すとか、また、思い出に残ってるシーンとか、エピソード、ありますか?」
岡「やっぱり、あの、第5話で、光石研さん演じる工場長が亡くなって、漫画で再生するっていう第5話があったんですけど、コレはやっぱ、結構、連続ドラマの中で、スゴく大きなシーンで、あの、連続ドラマ自体が、その話は、最後、漫画で終わるんですよ」
坂「はい」
岡「あの、コレも、ホントはあり得ない事で、普通、どう考えても長瀬くんか、麻生さんか、顔で終わるんですけど、5話だけは、漫画の絵で終わるっていう風になっているので、そこに、その回は、やっぱり、こう、冒険心も高ぶったし、で、スゴく達成感がある回になったですね」
坂「あぁ。ビブオさんはどうですか?」
ビ「そうですね、5話はホント、神回だったと(笑)思うんです、はい。僕、ホント、個人的には、6話の自分からノート開いて、はらちゃんが、漫画の世界に戻っちゃうっていうところの、ホント、麻生さんに感情移入しすぎて、ホント、その後、1週間ぐらい、ちょっと、病気みたいになって」
坂「いやぁ♪」
岡「(笑)」
坂「切ないですね~!切ない気持ちがキューンと、胸が張り裂けそうな」
ビ「ソコが、ホント、食らってしまって」
坂「へ~、そうですかぁ」
岡「仕事しないといけないのに」
ビ・坂「(笑)」
ビ「ツラい、ツラいって(笑)」
坂「へぇ」
岡「なるほど」
坂「まぁ、ホントに、あの、そういう、そういった、苦労というか、苦労も、そして楽しみも、どちらも聴かせて頂いたけれども、ホントに『泣くな、はらちゃん』っていうのは、特別なドラマだったんだなっていうか、その、設定もそうですけども、そういうのが、伝わってきますよね」
ビ「そうですね」
坂「ねぇ。またあらためて、シナリオブックで皆さん、また、さらに楽しんで頂ければと思いますが、え~、『泣くな、はらちゃん』シナリオブック、日本テレビから出ています。ゲストは脚本家の岡田恵和さん、漫画家のビブオさんでした。明日が最終日となりますが、まだまだ、お話伺います。ありがとうございました」
岡「ありがとうございました」
ビ「ありがとうございました」
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