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先週金曜の、この時間で、ようやく宮藤官九郎さん脚本のドラマ『俺の家の話』というのが終わってくれて、まぁ、TBSのテレビとラジオで同じ時間にですね、かつて同じラジオで御一緒した人が、圧倒的に面白いドラマを放送してくるのを辞めてくれって、いう風に、この3ヶ月間、ずーっと思ってたんですが、ようやく終わってくれたと。コチラはもちろんですね、録画をして、後でじっくりと見てたんですが、もう1週間経つと、あらゆる感想とかですね、評論が出てますので、あらためて語るのにはですね、よほどの覚悟とか、テーマが必要だなという事で、何をテーマにこのドラマを語るかといえば、ココでアベノマスクという事になりますよね。長瀬智也さん演じる観山寿一が所属するですね、さんたまプロレスに長州力役で、長州力さんが出てたんですが、長州さんは劇中でずっとアベノマスクをしてまして、ネット上では「アベノマスクだ!」っていうのは、局地的な盛り上がりが出てたんですが、なぜ、アベノマスクなのかっていう話は、特に本編では語られてませんでした。この『俺の家の話』のWEB限定動画というのがありまして、そこにですね、『撮影裏話に長州力のマスク事情?さんたまプロレスセット紹介後編!! 』という動画が上がってるんです。そこで長州力さんとですね、役名で堀コタツさんとプリティ原さんって方が、セットを紹介してる所に、スーパー多摩自マンっていう方が途中から入って来て、すると、そのスーパー多摩自マンこと、ですね、勝村周一朗さんっていう、ま、この方は、総合格闘家の方らしいんですが、この方が、おもむろに紙袋をですね、長州さんに渡して、「僕、アベノマスク、いっぱいあって」と言うと、長州さんが「ありがとう。ナンでみんな余ってるんだ?使わないんですか?」という風に訊き返すと、勝村さんが、「いや、僕、ジムを何店舗かやってて、そこに全部送られてきちゃって」という言い方をするんですね。で、長州さんはそれに対して「コレ、気持ちいいですよ」と。「みんなからいろいろ言われるんだけど、別に意地になってやってるワケじゃない」と、話し掛けてるんですね。ま、コレ、気持ちいいという感想から、その通気性の良さが逆に伝わってくるんですが、長州さんは、アベノマスクずっと使ってらしてですね、ご自身のYouTubeチャンネルでも、昨年の6月末の段階でアベノマスクの良さについて、語られてるんです。で、そのYouTubeの中ではですね、周りのお弟子さんが「ちょっと小さくないですか?」とか「自分は不織布マスクでやってます」っていうんですね。挑発してるんですけど、それに長州さんは怒りながらも、「安倍さんは偉いよ」と。「批判されてもずーっと着け続けてる」っていうようにおっしゃってるんですけど、実は7月いっぱいでですね、アベノマスクの着用、安倍さん自身がお辞めになったんですね。この事実がですね、長州さんの耳に入ってるのかどうか、僕は心配なんですが、この6月、昨年6月の動画の時点で、長州さん、アベノマスク、残り1枚になっちゃったと言ってたんですけども、どうやら定期的に誰かが送ってくださってるようで、今年1月末にもですね、4袋8枚分のアベノマスクが届いたと、Twitterで報告してるんですね。おそらく『俺の家の話』でアベノマスクで出演し続けたことによってですね、長州さんの元には相当な数のアベノマスクが集まるんじゃないかと予想されるんですが、ココでポイントはですね、長州さんが『俺の家の話』でも、さんたまプロレスの後輩たちにもですね、そして、そのYouTubeチャンネルに登場する後輩たちにも、アベノマスクの着用を強要してないっていう点が非常に重要で。自分が好きだからアベノマスクを着用してるだけだという事なんですよね。今週の週刊文春、宮藤さんが連載してるんですね。宮藤さんのコラムを読んでたら、実は、第9話に炎上しちゃうかなと心配してる箇所があったんだと。結局そんな事にはならなかったという事を書いてるんですけど、宮藤さんは、その中でですね、そもそも、ドラマの登場人物に自分の意見を代弁させる気は無いんだと。いろんな人がいて、いろんな意見があって、そのズレが笑いを生むんだと。それが我々の日常なんだと、いう風に書かれてますね。そうだ、このズレっていうのは、非常に重要だなと考えましてね、このアベノマスクを他人に強要しない。オレはする、お前は勝手にしろっていうズレが日常なんだと。コレは勝手な僕の分析ですけれども、長州力がアベノマスクをしてる、でも他の後輩たちはしてない、強要しない。コレはやっぱり重要なメッセージだったんじゃないかと思うんですね。この、さんたまプロレスの全員がですね、アベノマスクを着けるって事も出来たと思いますからね。でもまぁ、長州力さんだけがアベノマスクだと。で、長州さんはアベノマスクについて、SNSとかですね、動画で散々語ってきたんですが、他人には強要せずに、自分の為だけに使ってるという。自分はアベノマスク、お前らは、どうか知らないと。この姿勢が大事だと言うことを勝手な分析をしてみたんですが。
【略】
最近、ドラマの最終回の感想としてですね、「伏線回収が見事だった」っていう感想がやたらと多くて、これほど『俺の家の話』の感想も、スゴくコレが多かったような気がしたんですね。「こうやって伏線回収するなんて」っていう、ナンかちょっと業界人チックな意見っていうのがやたらと多くて。ま、でも、この与えられた題材が回収されるっていうのを、あんまりナンか、欲し過ぎない方がいいんじゃないかなって、僕は思うんですよね。実際にはあのドラマの中にも、伏線回収されなかった事っていうのは、いくつもあって。成立を目指し過ぎるっていうのもですね、確かに今の特徴なのかも知れないんですけど、それこそ『俺の家の話』で、なぜ、長州力さんだけがアベノマスクをしてたのかって、別にその理由は、もちろん示す必要は無いんですけれども、ただ、そのアベノマスクをしてるのを視聴者が見て、なぜ、アベノマスクをしてるのかって考え込むっていうのが面白いんじゃないかなって思うんですよね。あの、宮藤さんのですね、映画監督としてのデビュー作っていうのが、しりあがり寿さんが漫画の書かれた映画化ですね、『真夜中の弥次さん喜多さん』っていうのが、映画監督としてのデビュー作だったんですが、この、しりあがり寿さんが朝日新聞の夕刊に連載している4コマ漫画「地球防衛家のヒトビト」って、コレ長年連載してるんですけど、コレ、結構ね、時事的な問題をチョコっと皮肉る内容で、僕は毎回楽しみにしてるんですが、先日、このコロナの1年半に書かれたのが1冊にまとまって、「くる日もくる日もコロナのマンガ」っていう本が出たんですね。コレ、アベノマスクも繰り返しネタにされてまして。
【略】
『俺の家の話』ホントに面白いドラマでしたね。ドラマが終わった事でございますし、宮藤官九郎さんにですね、いつか是非、この番組にもお越しいただきたいと思っております。
【略】
最近、ドラマの最終回の感想としてですね、「伏線回収が見事だった」っていう感想がやたらと多くて、これほど『俺の家の話』の感想も、スゴくコレが多かったような気がしたんですね。「こうやって伏線回収するなんて」っていう、ナンかちょっと業界人チックな意見っていうのがやたらと多くて。ま、でも、この与えられた題材が回収されるっていうのを、あんまりナンか、欲し過ぎない方がいいんじゃないかなって、僕は思うんですよね。実際にはあのドラマの中にも、伏線回収されなかった事っていうのは、いくつもあって。成立を目指し過ぎるっていうのもですね、確かに今の特徴なのかも知れないんですけど、それこそ『俺の家の話』で、なぜ、長州力さんだけがアベノマスクをしてたのかって、別にその理由は、もちろん示す必要は無いんですけれども、ただ、そのアベノマスクをしてるのを視聴者が見て、なぜ、アベノマスクをしてるのかって考え込むっていうのが面白いんじゃないかなって思うんですよね。あの、宮藤さんのですね、映画監督としてのデビュー作っていうのが、しりあがり寿さんが漫画の書かれた映画化ですね、『真夜中の弥次さん喜多さん』っていうのが、映画監督としてのデビュー作だったんですが、この、しりあがり寿さんが朝日新聞の夕刊に連載している4コマ漫画「地球防衛家のヒトビト」って、コレ長年連載してるんですけど、コレ、結構ね、時事的な問題をチョコっと皮肉る内容で、僕は毎回楽しみにしてるんですが、先日、このコロナの1年半に書かれたのが1冊にまとまって、「くる日もくる日もコロナのマンガ」っていう本が出たんですね。コレ、アベノマスクも繰り返しネタにされてまして。
【略】
『俺の家の話』ホントに面白いドラマでしたね。ドラマが終わった事でございますし、宮藤官九郎さんにですね、いつか是非、この番組にもお越しいただきたいと思っております。
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