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「それでは、ガンバレ☆プロレスの勝村周一朗さんとの延長戦行ってみたいと思います。宜しくお願いします」
勝「宜しくお願いします」
「あの~、僕もとっても楽しみで観させてもらってますが、実は長瀬さんは、1回だけ僕、接点があって。いや、そんな無いんですけど、(笑)いやいや、ホントに無いんです。そんなことか!って言われちゃいそうで怖いんですけど、僕が20代の頃、広島でラジオ局で働いてまして、でね、97年ですかね、もう随分前ですけど、いわゆるラジオのプロモーションで長瀬さんが、当時ソロ活動をやってまして」
勝「へ~」
「TOKIOとは別に。で、そのプロモーションで僕のラジオに出て下さって」
勝「そうなんですね」
「で、そん時に、覚えてるのが、2つほどあって。1曲、長瀬さんに曲を選んでください、みたいな事を言ったんです。したら『Green Dayの「Basket Case」!』って言ったのを覚えてます」
勝「あぁ」
「その、ナンか、判り易さっていうか、長瀬さんっぽいなと」
勝「っぽいですね」
「ぽいですよね?!多分、スケボーとかもされてるんですかね、みたいな、ナンかイメージとピッタリで。それ1コ覚えてるのと、もう1コ覚えてるのが、生放送だったんですけど、生放送中に『スミマセン、トイレ行っていいですか?』っつって」
勝「(笑)」
「(笑)『行っていいですか?』って言いながら、もう席を立ってんですよ。それ、いいって言うしかないじゃないですか、みたいな。それをナンかスゴい覚えてますね」
勝「生意気っすよね」
「(笑)ナンっつーんっすかね、よく言えば物おじしないっていうかね」
勝「あの、ナンかでも、それ、その、多分、判んないっすけど、観てないから。その、芸能人の偉そうな感じで収録とか関係なく、トイレ行っていいですか?っていうんじゃなくて」
「そうなんです!」
勝「ホントにバカだから、トイレ行きたかったんっすよ」
「そうなんですよ!(笑)」
勝「解る!」
「そんな感じなんですよ!別に偉そうとか、ナンか横柄だなっていう感じは、全くその印象受けないんです」
勝「ただ、悪びれもしないんですよ」
「はい」
勝「もう、おしっこ我慢出来ないからトイレ行く、ナニが悪いの?っていう感じですよね」
「そうなんです!だから、まるで小学生とか中学生とかが、ちょっとトイレ行きたいんだけどっていう感じに近いんですよ」
勝「はい。判ります。もう、今、完全想像つきました」
「絵が浮かびますよね」
勝「はい」
「もうナンかね、あの時の印象しか僕はないんっすけど」
勝「それ面白い」
「今日、勝村さんからリアルな、ナンか、長瀬伝説を聞いて」
勝「(笑)」
「ホント、まんまの人だなっていうね。でも、やっぱ、ナンっすかね、昔から観てると、変わって無い所っていうのも当然もちろん、いっぱいあるじゃないっすか。逆に変わった部分ってあります?」
勝「変わった部分っていうか、私生活で会ってたんで、仕事をしてる所を初めて見たんですね」
「そうか!今までずっと、地元の友達の顔しか観てない」
勝「観てないから、仕事をしてる所を初めて見て、あ、コイツ、スゲーと思いましたね」
「仕事に対する取組み方が」
勝「はい。プロだな、プロ中のプロだなって思いましたね。そのプロレスの練習に対してもそうだし、あの~撮影中のスタッフへの気の配り方もそうだし、自分がどう観られてるかとか、どう映ってるかとかに対するこだわりがメチャクチャあって」
「そうなんですか?」
勝「はい」
「自分がどう映ってるか?」
勝「どう映ってるかとかは、スゴいですね」
「それはだから、OAをチェックして、いろいろとこう、話をされるワケですか?」
勝「はい、OAのチェックもそうだし、あとは、その撮影中も、もうイチイチ、カメラ、あの、シーンが終わったらチェックして、”あ、ココはこうだから、こう、ダメだ”とか。1回、チョー面倒くさかったのが、ブリザード寿の、髪が長かった時の撮影で、あの~」
「アレ、地毛なんですか!?そもそも。違いますか?」
勝「アレ、地毛です」
「地毛ナンですか!?アレ」
勝「地毛です。で、地毛、ホントに切ったんです」
「えーっ!僕、てっきり、もう、ウィッグだと思ってました」
勝「アレも地毛です。自分の」
「じゃ、あそこまで伸ばした?」
勝「伸ばしたんです」
「ナニ?そのこだわりは!」
勝「1年かけて伸ばしたんです」
「えーっ!信じらんない!チョーこだわりですね」
勝「そうなんです」
「ホントに海外遠征帰りの感じを出したんですね?」
勝「そうなんです。で、あの、ちょっと難しいというか、普通に試合が終わりました、ロックアップして、ヘッドロックして、バックドロップして、ぐらいまでのシーンで、何回か失敗して、セリフとかも入ってたんで、何回か失敗して、1時間ぐらいかけて、ようやくOK出たんですよ。で、次のシーンが始まって、やってた時に、あの、リハーサルをやってた時に『あ、ゴメン!さっきのシーンなんだけど、オレ、髪濡らして無かった!』ナンか、アイツの拘りで、ブリザード寿は、入場の時から髪を濡らして」
「あぁ~」
勝「その、ちょっと湿った状態でプロレスをするっていうのが決まってて」
「ナンか高野拳磁みたいですね」
勝「(笑)」
「ナニ?そのこだわり。高野拳磁がインプットされてたんですかね?」
勝「(笑)ってい拘りがあったらしくって、『ちょっとさっきのシーン、やり直すわ』」
「えーっ!」
勝「(笑)お前、あんだけ失敗して、周りのスタッフ…」
「(笑)時間かけて」
勝「やっと終わった~、だったのに」
「OKだったのに」
勝「お前の髪が濡れてないだけで、もう1回やるのか⁉っていうぐらい、ヘンな拘りというか。見せるのに」
「やったんですか?」
勝「やりました」
「えーっ」
勝「もうだから、でも、もう、監督もカメラマンも、そのスタッフさん達も、もう誰も長瀬智也には逆らえないんですよね」
「えぇ~」
勝「もう、この人がこう言ったら、こうだから、みたいな。ただ、だからもう、全員、長瀬さん、長瀬さんって呼ぶんだけど、オレだけ、その現場では”おい、智也!”って言ってるし、そう言った時も『ふざけんなよ!』(笑)って、オレだけ言ってたんですけど」
「それ、みんな、多分、スタッフは勝村さん任せだったと思います。託してたと思います”言って下さい”」
勝「って思ってたと思います」
「Zettai言って下さいって(笑)」
勝「でも、そこ押し通されましたね。そのぐらいね、やっぱね、見せるというか、観られるというか、自分の拘りがスゴいですよね」
「役者っていうのは、向いてるんでしょうね」
勝「向いてると思います」
「いや、スゴイな。ナンか、今回の作品には特別な、ナンか思いみたいなモノを感じますね」
勝「感じますね~、ホントに」
「いや、最高ですね、長瀬智也さんは。でも、今回はね、勝村さんは、多摩自マンとしてね、御出演されていますけど、ご自身としてはどうですか?このドラマ体験は」
勝「いや、もう、ホント大変でしたね~。難しいっすね、ドラマって。もう台詞、最初は僕、あの~監修だけだったところが、練習も一緒にするから、智也に怪我させないように、勝村さん、やって下さいって言われて。『マスク被るんで大丈夫です』って言われて、マスク被るんだったらいいですよっていう形でOKして。そん時に、『台詞無いですよね!?』って言ったら『台詞あるんですけど、マスク脱いだら別の役者さんがいるので、その人がスーパー多摩自マンの正体として喋ります』って言ってたんで、じゃ、やりますって言ったんですけど、撮影開始の2週間ぐらい前にプロデューサーから電話あって、『スミマセン、勝村さん、セリフもお願いします!』って言われたんです」
「あら。それ、用意してた役者さんはどうなったんですかね?」
勝「どうなったんですかね?」
「あら」
勝「判んないです」
「そもそも、それがウソだったのかも知れない(笑)」
勝「でも最初に、スーパー多摩自マンも、最初僕、聴いた話では、第1話しか出ないって言われてたんで、で、第1話の台本だけ貰ってたんで、セリフが1行か2行だったんで、『ま、そのぐらいだったらやりますよ、僕も中学校ん時、文化祭で、ちびまる子ちゃんやってるんで』っていう感じで受けたんですよ。そしたら、ほぼ全話出てるじゃないですか?!」
「ナンかでも、それってちょっと、アレですね、初代タイガーマスクと重なりますよね」
勝「あ~」
「もう蔵前の1試合だけでいいからって言われて、結果ずっとやるハメになるっていう。リアルタイガーマスクじゃないですか」
勝「(笑)なるほど。いろいろ繋がりますね」
「いろいろ繋がりますね。で、あと長州力さんも御出演で。長州さんとご一緒するというのは、結構やっぱデカいっすよね」
勝「いや、もう怖かったですね~。やっぱり怖いっていうか、憧れももちろんずっと小さい頃から観てたんで、憧れもあるけど、それ以上に、レスラー仲間から”長州力は怖ぇ”っていうのを、さんざん聞かされてたんで」
「いや、でもとはいえね、最近の長州さんはほら、割とバラエティもよく出られてるし、結構ニコニコされてるじゃないですか。だから大丈夫だろうっていう気持ちもあったんじゃないですか?」
勝「も、ありました。でも会った時は緊張しましたね。でもやっぱり、話してみると、ホントに柔らかくて、ホントに怖い感じは全く無かったですね。優しいオジサンって感じで」
「でもどうですか、リングのシーンとかで、やっぱりちょっと緊張感が出るみたいな」
勝「あ、そうなんですよ。だから、散々NGとか出した後に、リングシーンがあるんですけど、リングシーンは入った瞬間にやっぱもう、入る、じゃないっすね、ロープまたぐ瞬間に、ワーッてなるんですよ」
「まぁね、入り方がだって、失礼ですけど、他の人と全然違いますよね」
勝「もう長州力なんですよ。で、リキラリアットするシーンとかもあったんですけど、ロープへの足の進め方とか、もう、長州力なんですよ。ゾワーッとしましたね、それを一番近いトコで観れるんですから、こんないい事ないなって」
「あれ?長州力のリキラリアット、長瀬さん、くったんじゃないですか!?」
勝「そうなんです。綺麗なバンプ取ってましたよね」
「アレはスゴいっすよね」
勝「スゴいっすよ。羨ましい~」
「長州さんがどれくらい力加減でやったのかっていうのが、気になりますよね」
勝「いや、でも、やっぱりリハーサルは軽くやってたけど、やっぱカメラ周るとね、ガッツリいってましたね(笑)」
「これがプロレスラーですよね、加減しないんです」
勝「出来ないですよね」
【略】
「最後にじゃあ、長瀬さんの話にまた戻りますけど、長瀬智也さんはどうですか?プロレスと格闘技、どっちが向いてると思います?プロレスラーと格闘家」
勝「えーと…プロレスラーの方が向いてると思います、表現者として。やっぱり自分のイイところを見せるっていう事が長けてるんで。で、カッコ悪い部分もカッコ良く見せちゃうっていう。【イヤでもカッコ良くなっちゃうんだよー】表現者として一流なんで、プロレスラー向きではあります」
「結構本人も今回の役やって、その気になってるトコ、あるんじゃないですか!?」
勝「ありますよ。もう最初はイヤだって言ってたんですけど、もうドロップキックを1回、撮影で成功させたんですけど、そん時の練習の動画を撮ってて、で、それを後から僕に送り付けてくるんですよ。『観てコレ。チョー上手い』って」
「(笑)」
勝「『気持ちいいー!』っつって(笑)僕に送り付けて。うわ、コイツ、ハマってる!って」
「(笑)でも1回大きくした身体をね、これ、どうする、このまましぼんでしまうのか、それとも、大きいうちにナンかやるんじゃないかな」
勝「ね!ちょっと、ま、でも、ま、僕が知ってる範囲だけでも、結構声、掛けられてましたよ」
「やっぱり!!」
勝「はい(笑)」
「コレ、プロレス界のね、流れですよ!すぐに引きずり込もうとする」
勝「そうなんっすよ」
「ね!武藤さんナンか、最たる例ですよね。誰にでも声掛けますからね」
勝「(笑)武藤さんはね、武藤さんはもう、ホント、みんなの前で言ってました」
「そうそうそう(笑)でもね、こうなったら、争奪戦になったらガンバレ☆プロレスも譲れませんよね」
勝「そうですよね。一番、今、一番近いですから」
「近い存在ですから。タッグマッチとか観たいです」
勝「そうですよね、地元タッグやりたいですね」
「地元横浜でやるっていう手もありますね」
勝「そうですね、それもいいっすね。ナンならもうね、あの、理想は僕らの出身中学校の体育館でやりたいっすね(笑)」
「あぁ!いい!いいですね!」
勝「(笑)はい」
「中学校の体育館、昔あったんですよ、そういう学校か何かで興行が」
勝「あぁ。それやりたいですね」
「いやぁ、ナンかスゴくいい。リアルさんたまプロレスって感じがして、ちょっとそういうのが実現するのを願ってます」
勝「是非、期待して下さい」
勝「宜しくお願いします」
「あの~、僕もとっても楽しみで観させてもらってますが、実は長瀬さんは、1回だけ僕、接点があって。いや、そんな無いんですけど、(笑)いやいや、ホントに無いんです。そんなことか!って言われちゃいそうで怖いんですけど、僕が20代の頃、広島でラジオ局で働いてまして、でね、97年ですかね、もう随分前ですけど、いわゆるラジオのプロモーションで長瀬さんが、当時ソロ活動をやってまして」
勝「へ~」
「TOKIOとは別に。で、そのプロモーションで僕のラジオに出て下さって」
勝「そうなんですね」
「で、そん時に、覚えてるのが、2つほどあって。1曲、長瀬さんに曲を選んでください、みたいな事を言ったんです。したら『Green Dayの「Basket Case」!』って言ったのを覚えてます」
勝「あぁ」
「その、ナンか、判り易さっていうか、長瀬さんっぽいなと」
勝「っぽいですね」
「ぽいですよね?!多分、スケボーとかもされてるんですかね、みたいな、ナンかイメージとピッタリで。それ1コ覚えてるのと、もう1コ覚えてるのが、生放送だったんですけど、生放送中に『スミマセン、トイレ行っていいですか?』っつって」
勝「(笑)」
「(笑)『行っていいですか?』って言いながら、もう席を立ってんですよ。それ、いいって言うしかないじゃないですか、みたいな。それをナンかスゴい覚えてますね」
勝「生意気っすよね」
「(笑)ナンっつーんっすかね、よく言えば物おじしないっていうかね」
勝「あの、ナンかでも、それ、その、多分、判んないっすけど、観てないから。その、芸能人の偉そうな感じで収録とか関係なく、トイレ行っていいですか?っていうんじゃなくて」
「そうなんです!」
勝「ホントにバカだから、トイレ行きたかったんっすよ」
「そうなんですよ!(笑)」
勝「解る!」
「そんな感じなんですよ!別に偉そうとか、ナンか横柄だなっていう感じは、全くその印象受けないんです」
勝「ただ、悪びれもしないんですよ」
「はい」
勝「もう、おしっこ我慢出来ないからトイレ行く、ナニが悪いの?っていう感じですよね」
「そうなんです!だから、まるで小学生とか中学生とかが、ちょっとトイレ行きたいんだけどっていう感じに近いんですよ」
勝「はい。判ります。もう、今、完全想像つきました」
「絵が浮かびますよね」
勝「はい」
「もうナンかね、あの時の印象しか僕はないんっすけど」
勝「それ面白い」
「今日、勝村さんからリアルな、ナンか、長瀬伝説を聞いて」
勝「(笑)」
「ホント、まんまの人だなっていうね。でも、やっぱ、ナンっすかね、昔から観てると、変わって無い所っていうのも当然もちろん、いっぱいあるじゃないっすか。逆に変わった部分ってあります?」
勝「変わった部分っていうか、私生活で会ってたんで、仕事をしてる所を初めて見たんですね」
「そうか!今までずっと、地元の友達の顔しか観てない」
勝「観てないから、仕事をしてる所を初めて見て、あ、コイツ、スゲーと思いましたね」
「仕事に対する取組み方が」
勝「はい。プロだな、プロ中のプロだなって思いましたね。そのプロレスの練習に対してもそうだし、あの~撮影中のスタッフへの気の配り方もそうだし、自分がどう観られてるかとか、どう映ってるかとかに対するこだわりがメチャクチャあって」
「そうなんですか?」
勝「はい」
「自分がどう映ってるか?」
勝「どう映ってるかとかは、スゴいですね」
「それはだから、OAをチェックして、いろいろとこう、話をされるワケですか?」
勝「はい、OAのチェックもそうだし、あとは、その撮影中も、もうイチイチ、カメラ、あの、シーンが終わったらチェックして、”あ、ココはこうだから、こう、ダメだ”とか。1回、チョー面倒くさかったのが、ブリザード寿の、髪が長かった時の撮影で、あの~」
「アレ、地毛なんですか!?そもそも。違いますか?」
勝「アレ、地毛です」
「地毛ナンですか!?アレ」
勝「地毛です。で、地毛、ホントに切ったんです」
「えーっ!僕、てっきり、もう、ウィッグだと思ってました」
勝「アレも地毛です。自分の」
「じゃ、あそこまで伸ばした?」
勝「伸ばしたんです」
「ナニ?そのこだわりは!」
勝「1年かけて伸ばしたんです」
「えーっ!信じらんない!チョーこだわりですね」
勝「そうなんです」
「ホントに海外遠征帰りの感じを出したんですね?」
勝「そうなんです。で、あの、ちょっと難しいというか、普通に試合が終わりました、ロックアップして、ヘッドロックして、バックドロップして、ぐらいまでのシーンで、何回か失敗して、セリフとかも入ってたんで、何回か失敗して、1時間ぐらいかけて、ようやくOK出たんですよ。で、次のシーンが始まって、やってた時に、あの、リハーサルをやってた時に『あ、ゴメン!さっきのシーンなんだけど、オレ、髪濡らして無かった!』ナンか、アイツの拘りで、ブリザード寿は、入場の時から髪を濡らして」
「あぁ~」
勝「その、ちょっと湿った状態でプロレスをするっていうのが決まってて」
「ナンか高野拳磁みたいですね」
勝「(笑)」
「ナニ?そのこだわり。高野拳磁がインプットされてたんですかね?」
勝「(笑)ってい拘りがあったらしくって、『ちょっとさっきのシーン、やり直すわ』」
「えーっ!」
勝「(笑)お前、あんだけ失敗して、周りのスタッフ…」
「(笑)時間かけて」
勝「やっと終わった~、だったのに」
「OKだったのに」
勝「お前の髪が濡れてないだけで、もう1回やるのか⁉っていうぐらい、ヘンな拘りというか。見せるのに」
「やったんですか?」
勝「やりました」
「えーっ」
勝「もうだから、でも、もう、監督もカメラマンも、そのスタッフさん達も、もう誰も長瀬智也には逆らえないんですよね」
「えぇ~」
勝「もう、この人がこう言ったら、こうだから、みたいな。ただ、だからもう、全員、長瀬さん、長瀬さんって呼ぶんだけど、オレだけ、その現場では”おい、智也!”って言ってるし、そう言った時も『ふざけんなよ!』(笑)って、オレだけ言ってたんですけど」
「それ、みんな、多分、スタッフは勝村さん任せだったと思います。託してたと思います”言って下さい”」
勝「って思ってたと思います」
「Zettai言って下さいって(笑)」
勝「でも、そこ押し通されましたね。そのぐらいね、やっぱね、見せるというか、観られるというか、自分の拘りがスゴいですよね」
「役者っていうのは、向いてるんでしょうね」
勝「向いてると思います」
「いや、スゴイな。ナンか、今回の作品には特別な、ナンか思いみたいなモノを感じますね」
勝「感じますね~、ホントに」
「いや、最高ですね、長瀬智也さんは。でも、今回はね、勝村さんは、多摩自マンとしてね、御出演されていますけど、ご自身としてはどうですか?このドラマ体験は」
勝「いや、もう、ホント大変でしたね~。難しいっすね、ドラマって。もう台詞、最初は僕、あの~監修だけだったところが、練習も一緒にするから、智也に怪我させないように、勝村さん、やって下さいって言われて。『マスク被るんで大丈夫です』って言われて、マスク被るんだったらいいですよっていう形でOKして。そん時に、『台詞無いですよね!?』って言ったら『台詞あるんですけど、マスク脱いだら別の役者さんがいるので、その人がスーパー多摩自マンの正体として喋ります』って言ってたんで、じゃ、やりますって言ったんですけど、撮影開始の2週間ぐらい前にプロデューサーから電話あって、『スミマセン、勝村さん、セリフもお願いします!』って言われたんです」
「あら。それ、用意してた役者さんはどうなったんですかね?」
勝「どうなったんですかね?」
「あら」
勝「判んないです」
「そもそも、それがウソだったのかも知れない(笑)」
勝「でも最初に、スーパー多摩自マンも、最初僕、聴いた話では、第1話しか出ないって言われてたんで、で、第1話の台本だけ貰ってたんで、セリフが1行か2行だったんで、『ま、そのぐらいだったらやりますよ、僕も中学校ん時、文化祭で、ちびまる子ちゃんやってるんで』っていう感じで受けたんですよ。そしたら、ほぼ全話出てるじゃないですか?!」
「ナンかでも、それってちょっと、アレですね、初代タイガーマスクと重なりますよね」
勝「あ~」
「もう蔵前の1試合だけでいいからって言われて、結果ずっとやるハメになるっていう。リアルタイガーマスクじゃないですか」
勝「(笑)なるほど。いろいろ繋がりますね」
「いろいろ繋がりますね。で、あと長州力さんも御出演で。長州さんとご一緒するというのは、結構やっぱデカいっすよね」
勝「いや、もう怖かったですね~。やっぱり怖いっていうか、憧れももちろんずっと小さい頃から観てたんで、憧れもあるけど、それ以上に、レスラー仲間から”長州力は怖ぇ”っていうのを、さんざん聞かされてたんで」
「いや、でもとはいえね、最近の長州さんはほら、割とバラエティもよく出られてるし、結構ニコニコされてるじゃないですか。だから大丈夫だろうっていう気持ちもあったんじゃないですか?」
勝「も、ありました。でも会った時は緊張しましたね。でもやっぱり、話してみると、ホントに柔らかくて、ホントに怖い感じは全く無かったですね。優しいオジサンって感じで」
「でもどうですか、リングのシーンとかで、やっぱりちょっと緊張感が出るみたいな」
勝「あ、そうなんですよ。だから、散々NGとか出した後に、リングシーンがあるんですけど、リングシーンは入った瞬間にやっぱもう、入る、じゃないっすね、ロープまたぐ瞬間に、ワーッてなるんですよ」
「まぁね、入り方がだって、失礼ですけど、他の人と全然違いますよね」
勝「もう長州力なんですよ。で、リキラリアットするシーンとかもあったんですけど、ロープへの足の進め方とか、もう、長州力なんですよ。ゾワーッとしましたね、それを一番近いトコで観れるんですから、こんないい事ないなって」
「あれ?長州力のリキラリアット、長瀬さん、くったんじゃないですか!?」
勝「そうなんです。綺麗なバンプ取ってましたよね」
「アレはスゴいっすよね」
勝「スゴいっすよ。羨ましい~」
「長州さんがどれくらい力加減でやったのかっていうのが、気になりますよね」
勝「いや、でも、やっぱりリハーサルは軽くやってたけど、やっぱカメラ周るとね、ガッツリいってましたね(笑)」
「これがプロレスラーですよね、加減しないんです」
勝「出来ないですよね」
【略】
「最後にじゃあ、長瀬さんの話にまた戻りますけど、長瀬智也さんはどうですか?プロレスと格闘技、どっちが向いてると思います?プロレスラーと格闘家」
勝「えーと…プロレスラーの方が向いてると思います、表現者として。やっぱり自分のイイところを見せるっていう事が長けてるんで。で、カッコ悪い部分もカッコ良く見せちゃうっていう。【イヤでもカッコ良くなっちゃうんだよー】表現者として一流なんで、プロレスラー向きではあります」
「結構本人も今回の役やって、その気になってるトコ、あるんじゃないですか!?」
勝「ありますよ。もう最初はイヤだって言ってたんですけど、もうドロップキックを1回、撮影で成功させたんですけど、そん時の練習の動画を撮ってて、で、それを後から僕に送り付けてくるんですよ。『観てコレ。チョー上手い』って」
「(笑)」
勝「『気持ちいいー!』っつって(笑)僕に送り付けて。うわ、コイツ、ハマってる!って」
「(笑)でも1回大きくした身体をね、これ、どうする、このまましぼんでしまうのか、それとも、大きいうちにナンかやるんじゃないかな」
勝「ね!ちょっと、ま、でも、ま、僕が知ってる範囲だけでも、結構声、掛けられてましたよ」
「やっぱり!!」
勝「はい(笑)」
「コレ、プロレス界のね、流れですよ!すぐに引きずり込もうとする」
勝「そうなんっすよ」
「ね!武藤さんナンか、最たる例ですよね。誰にでも声掛けますからね」
勝「(笑)武藤さんはね、武藤さんはもう、ホント、みんなの前で言ってました」
「そうそうそう(笑)でもね、こうなったら、争奪戦になったらガンバレ☆プロレスも譲れませんよね」
勝「そうですよね。一番、今、一番近いですから」
「近い存在ですから。タッグマッチとか観たいです」
勝「そうですよね、地元タッグやりたいですね」
「地元横浜でやるっていう手もありますね」
勝「そうですね、それもいいっすね。ナンならもうね、あの、理想は僕らの出身中学校の体育館でやりたいっすね(笑)」
「あぁ!いい!いいですね!」
勝「(笑)はい」
「中学校の体育館、昔あったんですよ、そういう学校か何かで興行が」
勝「あぁ。それやりたいですね」
「いやぁ、ナンかスゴくいい。リアルさんたまプロレスって感じがして、ちょっとそういうのが実現するのを願ってます」
勝「是非、期待して下さい」
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